2012年2月20日

風邪に負けない長部長

  • 本部スタッフ
  • 本部・啓発普及部の林です。
    2月17日に、外務省が主催したシンポジウム「3.11を経て、NGOと企業の連携はどう変わったか?~震災から国際協力へ~」に参加してきました。 ・・・・・・というのも、隣の席の国際協力部・海外プロジェクト担当の長(ちょう)部長がスピーカーとしてオイスカの事例を紹介し、パネルディスカッションにも参加することになっていたからです。 前々日、風邪でいつもとは別人の声になっていた長部長。
    みんな心配して(自分に風邪をうつされるのではないかという心配?)早く帰るように声をかけるのですが、このシンポジウムに向けた準備があったようでなかなか帰ろうとしません。 シンポジウム前日もまだ別人の声。それでも「60%にまで回復した」とのこと。
    そして迎えた当日。マスクもなく、いつもの長部長の声で、オイスカがどのように企業と連携して被災した海岸林の再生に向けて動いているのかをわかりやすくプレゼンしていました。スバラシイ!!
    3.11を経て、多くの企業や個人が被災地に何か支援をしたいという気持ちを形にしていることは評価すべきことではあるけれど、震災による被害という緊急の問題以外にも世界には貧困やエイズ、環境汚染など慢性的な課題が山積しており、これらの問題にも目を向け、取り組んで行く必要があることを長部長が訴えると会場の多くの聴衆はうんうんとゆっくり大きくうなづいていました。
    3.11後、被災地への支援は集まるものの、海外への支援が増えないという現実は、オイスカだけではなく、多くの国際協力NGO/NPOが抱えている問題であることを皆さんに知ってもらえたのではないかと思います。
    長部長、お疲れさまでした。 皆さんも風邪には充分ご注意を!  

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