2012年3月27日

フィジーでのマングローブ植林活動 その1 ~苗床作り~

  • フィジー
  • オイスカ・フィジー駐在員の菅原弘誠です。
    フィジーでのオイスカの活動の1つに、マングローブの植林があります。 島国フィジー、環境の汚染と合わせて、温暖化による海岸線の浸食も問題ですが、 それらに対してまずできることを、ということで村の人とオイスカが一緒に取り組んでいます。  
    これまでも東京海上日動火災保険株式会社のご支援で大規模な植林を行ってきましたが、地元のニーズは高く、新たな植林サイトでの活動がスタートしました。 こちらは、「トヨタ環境活動助成プログラム」の支援を受けて2年計画で植林を進める予定ですが、まず必要なのが苗床作り。植林は、マングローブの苗がないと始まりません。その苗木から、オイスカは村の人と一緒に育てます。 この日はNavola村で、木を使って苗床の囲いを作る作業から。これを干潮時は海から出て、満潮時には海の中に入る場所にセットするんですが、とにかく暑い。
    厳しい日差しの中、海なので太陽をさえぎるものもありませんが、村の人の協力のもとで進めていきます。   そこに、事前に準備していた土をつめたポットを並べて、マングローブの種を植える。単純でも、根気のいる作業ですね。
    今日準備できたのは約1500ポット。Navola村だけで1万本の苗床作りを目指して、まだまだ頑張ります。   ビナカ!    

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