2017年8月23日

カンボジア植林ボランティアご報告

  • 本部スタッフ
  • 本部・啓発普及部の柿沼です。

    7月20~26日、私が事務局長を務める首都圏支部と(株)エイチ・アイ・エスの
    合同企画で、「子どもたちと森を守るカンボジア植林ボランティア7日間」を実施しました。

    昨年に続いてのこの企画、今年は高校生が6名も参加してくれました!
    (昨年の報告は、四国支部の池田氏のブログ「感動!心豊かな王国カンボジア①~⑧」
    をご覧ください! https://oisca.org/blog/?p=18473 )

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    今回は、オイスカの「子供の森計画」に参加する 首都プノンペンと地方都市のコンポンチャンにある4校を訪問しました。今回の一番の目的は、雨季にしっかり植林作業を行うことです。参加者は地下足袋や長靴の持参を事前にお願いし、穴掘りから植え付けなどに取り組みました。ぬかるんだ地面で、足をとられながらでしたが、苗木がしっかり根付くためには好条件の下、大いに汗をかきました。
    また、学校での交流では、岐阜県から参加してくれた恵那農業高校生が披露した「よさこい踊り」で大盛り上がり!

     

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    植林などのほか、カンボジアを深く知るためのプログラムも行いました。孤児院の訪問をしたり、シェムリアップのトレンサップ湖では、ベトナムからの不法移住者たちが水上生活をするコミュニティを船上から見学しました。地雷博物館では自ら地雷撤去をされているア・キーラ氏と面会し、直接お話を聞くこともできました。ポルポト戦乱の影が残るカンボジアのもう一つの面を学ぶことができました。
    高校生にとっては左の写真のような場面も印象に残ったようです。牛舎に揺られる貴重な体験!

    カンボジアは日本人駐在員を派遣していない国ですが、帰国した訪日研修生OBたちが
    一致団結して活動に取り組んでいる姿を目にしてとても頼もしく感じました。
    写真は学校の子どもたちにゴミの分別について指導をしているところです。
    右下の写真のようなイラストを使って分かりやすく説明をしていました。
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    参加した会員の方々は「OBたちの活躍を見ることができ
    訪日研修の意義を深く理解できた」と話していました。

    現地の子どもたちとの交流や植林にとどまらず、さまざまな学びを得られる
    ボランティアツアーとなりました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

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