2017年11月21日

私の「夢」から

  • 本部スタッフ
  •     国際協力ボランティアの芦田です。

     こんな夢を見た。
        腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。

     
        これは、かの有名な小説、夏目漱石の『夢十夜』の冒頭である。「かの有名な小説」と言いつつ、私はこの小説を読んだことはなく、この文章を引用するほどこの小説のことを知らない。ただ、この冒頭を知っているだけである。
        では、この『夢十夜』を芦田流にアレンジするとどうなるか。
     
        こんな夢を見た。
        ミャンマーでの研修で出会ったSさんが私に、「ナナサン、オイスカヤメナイデ!」と言ったのである。
     
       こんな夢を見た理由は、単純に寝る前にFacebookで彼女の写真を見て「元気そうだな。頑張っているんだな。」と思ったからである。そうしたら夢にまで出てきてくれ、私のことを心配してくれたのだ。名前を「Sさん」としたのは、夏目漱石の『こころ』に出てくる「Kさん」をまねたからではない。何だか照れるからだ(笑 。
        私は、「また彼女に会いたいなぁ」と思うのである。もちろん、ミャンマーで出会った他の人達にも会いたいが、研修生の彼女には、いろんな場面で話をかけてもらい、本当に嬉しかったのである。そして、機会があれば、彼女の成長も見てみたいと思っている。
        もし私がオイスカを続けるのであれば、彼女が日本のセンターに研修を受けに来た時に会えるかもしれない。もちろん、彼女がミャンマーのセンターでの研修を終えた後、どのような進路をとるのかはわからない。しかし、彼女が日本に勉強に来る可能性は、ゼロではない。彼女は積極的な性格で、日本語を上手になりたいと思っているから、日本で研修を受けられる素質はあると思う。
        もし彼女が日本に来たら…日本のことでも何でも、たくさんのことを教えてあげたいなあ、と思うのである。
        これこそが、私の、本当の「夢」なのだろう。
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    私(右)とSさん(左)

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