2018年4月11日

「百聞は一見に如かず」 ミャンマーでボランティアを終えて②  ~トイレ~

  • 海外スタッフ
  • ミンガラーバー!

    大学生ボランティアの長谷川です。

     

    春爛漫!花粉乱蔓!(造語です)

    毎年やってくるこの季節

    花粉の影響か、新しいことが始まりそうな雰囲気のせいなのか

    ムズムズとした感じが漂い、なんだかこそばゆい季節です。 

    そして、春といえば、やっぱり桜ですね。

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    私もついつい桜を見上げてポカーンとしてしまいます。

    お酒を片手にお花見をした人もいるのではないですか?

    そんなとき、公園や広場でお花見をしていると

    どーしても用を足したくなる時がきますよね。

    こんな時、周りを見渡たし、駆け込む仮設トイレ。

     

    今やトイレがない公園、トイレを貸してくれないお店なんて見たことがありません。

    先日、ふらっと立ち寄った田舎のコンビニでは、

    個室が5つも確保してあり、照明の人間感知、自動洗浄、あったか便座!

    そこは、私が知るコンビニトイレの世界最高峰でした。

    トイレすごーーい!と思わず叫びそうでした。

     

    さてさて、ここからは私が見てきたミャンマーのお話です。

    ミャンマーの一般的なトイレスタイルは、手動水洗と無限リサイクルの左手です。

    村にはトイレがない家もまだまだあります。

    飲み水の確保すら難しい国では当たり前のことかもしれませんね。

    旅行に行けば、バスの休憩所のトイレでお金を取られるのも許せてしまいます。

     

    ゴミの分別という概念がほとんど知られていないミャンマーで

    小学生たちがゴミの分別やリサイクルに関するディスカッションを行ったことがあります。実際のゴミの写真を見ながらみんなで思い思いに、

    「燃やすごみ」、「リサイクル」、「埋める」等に分別していきます。

    『使い古した服』の写真が出たときは、大抵の子供はなにかに「リサイクル」ができると発言がでる中、ひとりの子は断固「燃やすごみ」だといいました。

    その理由は、「トイレがない仕事場の人の服だったら臭いから」というのです。

    みんな大いに笑いましたが、その子一人は大真面目な表情でした。

     

    このエピソードが何を物語るかはいろいろな解釈があるかもしれませんが

    とにかく、トイレ普及と衛生観念がまだまだなのです。

     

    それに比べ、都会のヤンゴンで昨年新設されたショッピングモールでは

    日本のデパートのような素敵なデザインと自動洗浄の洋式トイレ、

    さらにトイレットペーパー付き!

    近年、経済成長を進めるミャンマーですが、このトイレを見れば一目瞭然です。

     

    しかし、違うショッピングモールでは清掃の方が四六時中トイレにいて、

    お昼時になると、窓とトイレの個室の小さな隙間で3人くらいの方がお弁当を食べながら世間話をしている姿はなんとも心地悪い気分になりました。

     

    トイレとは、入ってしまえば最強のプライベートルーム。

    だからこそ、トイレの話は汚くも面白い。

    今回はミャンマーのトイレ事情と

    日本のトイレ大国様様な私たちの日常を実感して

    今日は終わります!

     

    最後まで読んでくださってありがとうございました!

     

    それでは、また!タッター

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