フィジーの活動紹介~マングローブ植林~

2018年7月25日 ( カテゴリー: 本部スタッフのブログ )

こんにちは、国際協力ボランティアの中川春希です。

突然ですが、みなさんは「フィジー」と聞いて、なにを思い浮かべますか?
ラグビーやきれいな海、サンゴ礁、もしかしたらハネムーンで
行ったことがある方もいらっしゃるかもしれないですね!

今日、私はフィジーにおけるオイスカの取り組みについて勉強したので、
ぜひみなさんにご紹介したいと思います。

フィジー共和国(通称フィジー)は、300を超える島からなる南太平洋の島国です。
面積は、1万8,270平方キロメートルという四国くらいの大きさで、
人口は約90万人です(参照:外務省ホームページ)。
また、観光・砂糖・衣料がフィジーを支えている大きな産業です。
人々に人気があるスポーツは、ラグビーです!!
私が西日本研修センターで研修していた時にも、フィジーの先輩研修生が
休日にラグビー観戦に行って盛り上がっていました!

 

フィジー地図

日本から飛行機で約8時間かかります

フィジー代表のラグビー選手とパシャリ

フィジー代表のラグビー選手とパシャリ

 

 

 

 

 

 

 

 

1990年にオイスカはフィジー政府青年スポーツ省と協定を結び、同省研修センター内に、毎年フィジーの各地から研修生が集まり、有機蔬菜栽培を中心に養豚、養鶏、養蜂などを学んでいます。また、1992年から「子供の森」計画の活動をスタートし、現在は約60校の学校が参加しています。

また、1993年からマングローブ植林活動を行っています。マングローブは「海のゆりかご」と呼ばれているほど、豊かな恵みを与えてくれます。多くの魚や鳥といった生き物たちがたくさん集まる豊かな海をつくります。また、海岸沿いに育つマングローブは海岸を波浪から守り、川や陸からの土砂をせき止め、海のサンゴや海の生き物を守る重要な役目を担っています。    

しかし、リゾート開発が急速に進んだことにより、マングローブの伐採が行われ、1990年代初頭には、ヴィチレブ島南西部沿岸では、かつて存在した多くのマングローブがなくなっていました。これを憂えた住民の声を受け、オイスカが植林を開始しました。また、2004年から、東京海上日動火災保険株式会社の支援を受けて、活動を行っていますが、2016年2月には南半球最大と言われるサイクロン・ウィンストンの発生により、全土が大きな被害を受けました。しかし、2016年以前に植えられたマングローブ林は、サイクロンの脅威にほとんど負けず、高潮の影響を軽減してくれました。このことから地元の人々は、より一層マングローブの効果を実感し、その後も子どもたちや他のNGO、地方自治体と共に再生植林活動を行いました。現在では、フィジーの中でもヴィチレブ島の南西部のコーラルコースト沿岸と北東に位置するラ県の2つの地域で活動を継続・拡大しています。大きな災害にも負けず、多くの人に支えられながら、根気強く活動する姿には、学ぶことが多くあるように思います。ぜひ、これからも温かく見守ってください。

 

サイクロンによって大きな被害を受けた様子

サイクロンによって大きな被害を受けた様子

サイクロンの後、植林している様子

サイクロンの後、植林している様子

順調に育っています

順調に育っています