本部の資料棚から③
―オイスカ関連書籍「マングローブ入門 海に生える緑の森」

2018年11月28日 ( カテゴリー: 本部スタッフのブログ )

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著者 中村武久・中須賀恒夫Ⓒ

発行 株式会社めこん(1998年)

定価 1,500円(税抜)

 

    広報室の倉本です。

 資料棚紹介第3段となる今回は、「マングローブ入門 海に生える緑の森」という書籍紹介……“も”、兼ねて、以前から密かに気になっていた、マングローブについて少し取り上げてみたいと思います。

 

 以前、フィジーでのマングローブ植林活動の紹介記事が上がっていたように、オイスカの活動を知るうえで幾度も耳にする「マングローブ」という言葉。「子供の森」計画でも、子どもたちが苗木を手に一生懸命植えている様子が紹介されていますし、ツアーでも、参加者の方が現地の方と一緒に植林活動をしている様子が見られます。

しかし改めて「マングローブ」ってなんだろう?と立ち返ると、根元が水に浸かっていて、タコ足のようになっていて……と漠然としたイメージが先行し、後で実際にどんなものなのかを知ると、驚くようなことがたくさんあります。

知る方法としては、もちろん本物に触れて、専門家や現地で活動する方にお話を聞くことが一番ですが、いつもそうするわけにはいきません。と、するととても参考になるのがこの「マングローブ入門 海に生える緑の森」という書籍です。マングローブの言葉の意味、生育場所、生い立ちなどの概要から、利用法、環境への役割、植林法までマングローブを初めて知る人にむけて分かりやすく説明しています。また、いろいろなことが分かる反面、マングローブについて未知とされることも多くあり、その特殊性やミステリアス性に興味が深まるような内容となっています。

そして、第四章の「マングローブ植林の実際」という項目では、10ページほどにわたりオイスカをメインとしたNGOによる活動事例が紹介されています。植林後の管理や現地住民の意識の啓蒙まで視野に入れた「子供の森」計画の植林法に触れ、植林時の事前調査や地元の人々の活動への主体的な参画、長い期間地域に密着して地道に活動を続けるスタッフの存在についても述べられています。

1998年の発行なので、情報が更新されているところは多々あるかと思いますが、この一冊で分かることはとても多いです。

 

と、ここまでご紹介しましたが、実はまだ完全読破はできていまないのです……。しかし、冒頭を読むだけでも「へぇ~」と思ったことが多くありましたので、次のブログで少しだけまとめてみたいと思います。