2019年7月16日

帽子職人の矜持

  • 本部スタッフ
  • 広報室の林です。
    メキシコに出張していた永石事務局長が帰国。
    担当者Mが撮影した写真の中に見つけた
    大きな赤いソンブレロをかぶった事務局長が
    なんともおちゃめで、ブログで紹介したいと思ったのですが
    本人の許可が得られず断念……。

    そのかわりにご紹介するのが帽子工場の一枚。
    機械と工場の雰囲気も印象的なのですが、
    おじいさんの佇まいがかっこいい!
    いつか月刊「OISCA」の表紙にと思い、
    サンプル出力をしてみました。IMG_1102

    すると局長がこの時のことを教えてくれました。

    ご高齢のおじいさんを心配して、
    家族は「仕事をしなくても生活していけるようにするから」と
    引退を促しているそう。

    でも、おじいさんは材料となる植物を育て、
    それを帽子にして世に送り出す循環こそが
    自分が地球にできる恩返しだから辞められないと
    帽子をつくり続けているのだそう。

    IMG_1113
    おじいさんにとって帽子づくりは“仕事”や“労働”ではなく
    自分が生きていることの証、
    あるいは生かされていることへの感謝の形
    なのだと思いました。

    カッコいいおじいさん!
    いつまでもお元気で!!

     

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