静岡県支部モンゴル植林10年のあゆみ~静岡とモンゴルの友好をつなぐ

2019年12月17日 ( カテゴリー: 本部スタッフのブログ )

広報室倉本です。

今月の月刊オイスカの国内ニュースでご紹介した、静岡県支部のモンゴル植林10周年記念式典
2010年に実施されたモンゴルでの植林フォーラムから10年目を迎え、フォーラムの参加者や2016~19年の活動地であるブルガン県セレンゲ村の村長はじめ4名を迎え、これまでの活動の歩みを振り返りました。

式典のようす

式典のようす

この10回に渡るフォーラムでは、延べ182名(リピーター含む)が参加し、9034本苗木が植えられました。こうした緑化への貢献だけでなく、これまでの歩みはモンゴルの活動地と静岡県の友好を結ぶ成果もあげています。

誌面にも少しとりあげていますが、やっぱり詳細など紹介しきれなかった情報がたくさんあるので、ここでご紹介したいと思います。

静岡県とドルノゴビ県との間で友好姉妹都市提携が結ばれる(2010年)
ドルノゴビ県は、フォーラムがスタートした2010~15年までの活動地。
ドルノゴビ県の知事が、当時のオイスカモンゴル総局の会長であるガンホヤク氏であったこともあり、フォーラムをきっかけに友好姉妹都市提携が結ばれることとなりました。


静岡県とモンゴルとのさらなる交流の起点となる
以降、静岡県内での例として、
 ●静岡県庁の職員にモンゴルの方が採用される
 ●オイスカ以外の民間団体とモンゴルの交流が活発になる
 ●静岡空港からモンゴルへのチャーター便が出る
などなど、多くの変化があったとのこと。


モンゴル側にも変化が……
オイスカモンゴルの事務局長のニンジンさんは、植林フォーラムをきっかけに、政府・県・市町村レベルでの日本とのつながりを意識するようになったと話します。
また、日本へ技能実習生を送り出しやすくなり、オイスカ以外でも人材育成の交流が活発になっているそうです。
現地の遊牧民の生活にも変化があり、日本の旅行者を受け入れてゲル体験を行うなど、生活の糧を稼ぐことにもつながっています。

 

植林フォーラムは10年目で大きな区切りを迎えましたが、この活動がもたらした新たな友好のつながりは、静岡県・モンゴル双方において、今後さらに広く深まっていくのではないかと思います。

緑とともに、人と人の友好の種を植える。単なる「木を植える」活動ではない取り組みがもたらすものの大きさを改めて考えさせられました。