2021年6月22日

ミャンマーの研修センターからの便り④

  • ミャンマー
  • 本部スタッフ
  • 本部・海外事業部の藤井です。

    便り③につづき、マグウェ地域内にある研修センターからの報告をご紹介します。

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    平飼い方式の養鶏は鶏も健康
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    豚は農村地域では収入源の一つ

    現在は既に雨季が始まっていますが、降雨は限られ日中は35度になる日が続いています。ニワトリも豚も厳しい暑さは苦手なので、広場や室内に水を撒いたり、風が室内に通りやすくするなど工夫をし、この暑さを何とか乗り切ろうとスタッフも懸命に管理作業を頑張っています。養鶏でとれた卵は食品加工で利用をしたり、養豚は子豚の繁殖に取り組んでいます。

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    17種類の製品をつくっている
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    女性スタッフが主に担当

    食品加工部門では、センターでとれた新鮮な卵や農場でとれた豆を利用して作ったアンパンなど現地のニーズに沿った製品を作り販売をしています。現地では、食品添加物などを使っておらず安全で美味しいと評判です。

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    村人対象の加工実習の様子①(以前)
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    村人対象の加工実習の様子②(以前)

    (おまけ)こちらは以前(数年前)の写真で、かつて周辺の農村女性を対象に実施をした食品加工研修の様子です。最近、この研修を受けた女性の一人からセンターに連絡があり、数年前に学んだ加工品の技術を活かして、今でも継続的に村で食品加工品の販売をしているとの嬉しい報告がありました。

    現在、様々な困難がある中で、マグウェ地域にある研修センターでも、スタッフ全員が力を合わせて、これまで取り組んできたセンターの活動をできる限り止めないように頑張っています。

    ここまで2つの研修センターの取り組みをご紹介してきました。現地の情勢はまだ不安定な状況が続いていますが、我々は、今後も農村地域の住民に寄り添い、そして支えとなる取り組みを継続をしてまいります。

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