2014年11月14日

ラノーン県での活動⑤

  • 海外スタッフ
  • こんにちは、オイスカタイの古泉です。
    今回は、先日タイで行われたローイクラトンというお祭りについての話です。

    さまざまな灯篭があります 
    さまざまな灯篭があります

    ローイクラトンは、タイ王国全土で陰暦12月の満月の日を中心に開催される祭りで、毎年11月頃に行われます。ソンクラーンと並んでタイを代表する祭りです。農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りです。

    人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流します。

    私がつくったのはコレ!
    私がつくったのはコレ!

        先週のホームステイ中に、家族で灯篭を作り川へ流しに行きました。
    家にあるばななの木を切り、バナナの葉と花などで飾り付けをして作ります。芸術の才能がない私には非常に難しい作業でした。家族の皆さんは器用に簡単そうに芸術的作品を作り上げていましたが、私は何度もやり直しましたが、何とか人並みなものが作れたのではないかと思います。

    夜になったら、各家々が作った灯篭を持ってお祭りが行われる会場に向かいます。そこで、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりしてワイワイしながら過ごします。それから、会場にお坊さんが来て有難い説法を聞きます。
    そして、ようやく作った灯篭を川に流します。流すときは、途中で川べりに引っかかってしまったら悲しいのでなるべく真ん中に流れるように集中して流しました。灯篭が流れていくさまは、とても幻想的で美しい光景でした。

    バナナの木と葉っぱで作ります
    バナナの木と葉っぱで作ります
    川に流す
    川に流す

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