400年前に戻ってしまった沿岸部

2012年7月13日( カテゴリー: 現場レポート )

プロジェクト担当の吉田です。

先日、生態学関連の視察団を受け入れたとき、東北の国立大学教授が
「津波で400年前の姿に戻っちゃったんだね」と。
その感覚。その通りだと思いました。
実は我々チーム海岸林のメンバーの間では、聞き慣れた言葉です。


ここは、名取市広浦南側。
一面の砂丘になってしまいました。
幅は500m以上あります。
元は海岸林(国有林)がありました。
そんな所でもクロマツは自分で生えてきます。


ここは名取市北釜地区。
地盤沈下し、昨年夏の台風以来、ずっと水が抜けません。
一面の葦原になってしまいました。
元は海岸林の後背地で、大勢の人が所有する
一大ビニールハウス団地がありました。
おそらく、再度農地として復活すると思います。

名取市など仙台平野の沿岸部は、伊達政宗公の治世以前は
湿地帯だったと思います。古地図を見ると、池、沼地だらけです。
大雨の後は水が抜けにくく、仙台空港としても悩みの部分であると
聞いた事があります。

そのため水運目的の貞山堀や、数々の小運河、堀などが開墾と並行して
作られたのだと思います。

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