5月24日、初の陸上踏査の最初の日程に、東北森林管理局仙台森林管理署・宮城県・
宮城中央森林組合・宮城県農林種苗農業協同組合との協議を行った。

公の場で育苗からの協力を発言し、その日の午後、
名取市被災地農家の方達との初めての協議でも提案した。

海外のオイスカの現場では当然の事として育苗から植林プロジェクトを実施している。
我々にとって当たり前の光景。木を植えたいと叫んでも苗木がなければ仕方ない。
誰かが本格的に担い手にならねばならない。

また、自分の林業会社での二年の短い経験の中で木を植えたのは、
半日二時間小学生と体験しただけ。
今の世の中で苗木を作る供給力、担い手共に問題がないはずがない。
行政・森林組合・種苗組合との協議で、種苗生産の供給力を聞いてみた。
宮城県内で育苗農家は20人に満たないこと、 クロマツを育てていたのは7人であると知り、
被災地農家による新規参入をオイスカが生計支援として支援することを提案した。
既存の農家を圧迫する意図がないので、後日共に歩みたいとの回答を頂いた。

針葉樹生産は林業種苗法に従って行われる。
県から種子の払い下げを受けるためには、講習会を受講し、
種苗組合から組合員として加入承認を受けるなどの手続きを要する。
海岸林は森林法で規定される「保安林」。重要な存在であるという意味。
従って、苗木は「仕様書」によって定められた条件に沿うものを出荷しなければならない。
何でもいい、誰がやってもいいという訳ではない。
我々には、農家の皆さんが、海岸林の必要性を一番感じているのではないかという読みがあった。
そのプロの腕を活かして、ボランティアでなく生計支援を兼ねて担い手を増強
できないかと考えていた。また、苗木生産は女性の女性らしい力も必要とするものである。
女性を活かしたいと思っていた。
会議では手ごたえを感じた。あとは地元の農家の皆さんと話がつくかどうかだ。

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