大阪マラソン あれこれレポート1

2024年2月26日( カテゴリー: 本部発 )

本部・啓発普及部の林です。

2月25日に開催された大阪マラソン、今年も行ってきました!!
(こちらは浅野さんからの報告 「大阪マラソン2024、無事終了しました!」 

まずは23・24日のEXPOからご報告。
EXPOは登録を行うランナーが集まる場であり、スポンサー企業が大きなブースを出して
さまざまなPRをしたり、ランナー向けのグッズを販売したり。外にはキッチンカーや
屋台が出て、おいしいものも盛りだくさん。そして、寄附先団体として参画している
オイスカも小さなブースで、チャリティランナーさんの激励や活動の紹介を行いました。

関西支部の上村会長もブースにお立ち寄りくださいました

カラフルな手袋でつくったオイスカのマークはちょうど子どもたちの目線になり、「かわいい!」と
寄ってきてくれる子たちがたくさんいました。ここには応援メッセージのほか、ランナーには決意を
書いてもらいました。

このブースの準備から2日間の対応、片付けまで一手に担っていたのが浅野さん。
他団体さんとの交流、情報交換もしながらたくさんの来場者とコミュニケーションをとっており、
短い休憩時間にはこんな感じでブースの陰に隠れて昼食をとっていました。

2日間でランナーだけでも3万人超、その友人やご家族なども入れると5万人を超える人たちが
集まったのではないかと思います。ブース運営はボランティアの皆さんにもご協力いただきました。
皆さん、どうもありがとうございました。

明日は当日のマラソン編です!

本部・啓発普及部の林です。
昨日のレポートに続き、今日は吉田の「学んでもらおう精神」について。


現場に来られたボランティアさんからは、
「吉田さんが丁寧に説明してくれたから理解が深まった」
といった声を聞く機会が多く、普段のボランティア活動日でも同じなのですが
やはり、若い人たちにしっかり学んでもらいたい、教えたいという気持ちが強いのを感じます。

その気持ちを受けて、熱心に説明を聞く人たちであればあるほど
吉田の「学んでもらおう精神」は高まっていきます。

今回、中部日本研修センターの研修生たちは、ボランティア活動後も1泊し、
翌日の東京発夜の11時過ぎの夜行バスで愛知に帰ることになっていました。
翌日は震災伝承館を訪問したり、ゆりあげ朝市で好きなものを買ったりしようと
計画を立てていたのですが、その前に前日の作業の現場を見にいくことになり、
増田神社のそばに植えられた内陸防風林を視察しました。
その際、樹齢100年を超えるであろう松の一群にあるものを見つけ、
即席のレクチャーが始まりました。

私たちが見たものは、根元が朽ちて倒れかけているクロマツ。
吉田が始めたのは「こんな時、どう対処するか」「どう伐採するか」のレクチャー。
大きなクロマツが倒れかけ、上の方が別のクロマツにかかっています。

彼らは国に帰ったらそれぞれのふるさとで森づくりを担う人材です。
吉田としては、林業会社で働いていた時に体験したこと、学んだことを
余すことなく伝えようと考えているのだと思います。
この後も屋敷林の視察をし、彼らが国に帰った後、
災害に強い森づくりができるよう、そして安全に森の管理ができるよう
日本の事例が現場で活かせるように解説をしていました。

「海岸林再生プロジェクト」で培ったものが、彼らを通して
海外のプロジェクトのにつながっていくのはオイスカならではのことだなぁと
あらためて強く感じた研修生たちの研修でした。

本部・啓発普及部の林です。
2月10日のボランティアレポートを武原君中屋さんが書いてくれました。
この日は若い人がたくさん現場に集まってくれうれしかった!

後列左から、今年の名取のインターン和泉君、新年度からオイスカ職員になる武原君、2年前のインターンの畑君、前列左から中部日本研修センターのバボ君(バングラデシュ)、シャン君(フィリピン)、今年の本部のインターン中屋さん。

バボ君とシャン君はセンターで一緒に活動したこともあるし、海外のオイスカの現場で活動する彼らのお父さん、お母さんに、私は若い頃大変世話になっていることもあり、この現場で研修の受け入れができてこれもうれしかった!

彼らは熱心に勉強していました。育苗場で説明をする吉田の話をメモを取って聞き、写真を撮り、じっくり観察し、長さを確かめ……。日本語が充分ではないため、きちんと理解ができているか確認するために、いくつか質問を投げかけると、自分たちが学んでいる農業と重ね合わせながら話を聞き、しっかりと吉田の説明が理解できているようでした。
実際、センターに帰ってからシャン君がFacebookに投稿していた内容を見ると、育苗場での説明も、間伐の目的も、切ったクロマツがどのように活用されているかも正しく書かれていました。スバラシイ!

そして若くて力持ちの彼らは、現場でとても頼りになりました。
日頃農業で鍛えている彼ら。普段とは違う作業でもすぐにコツをつかんでしまいます。

シャン君は作業をしながら「間伐の目的は分かってる。でもSAYANG」と話してくれました。
フィリピンの言葉でSAYANGは「もったいない」「残念」の意味。
こんなに大きく育ったのだし、たくさんの人がここまで管理してきたのだからとの
思いを抱いていたようです。私も同感。そんなふうに感じてくれていることもうれしかった!

バボ君はスーパーボランティア大槻さんに「作業の後の点検」の重要性を教えられていました。
みんなが切った後、切る位置が高すぎるものは足を引っかけてしまうこともあるからあんまりにも高く残っているところは切るようにと。最初は自分がやったところじゃないのに……とちょっぴり不満げだったバボ君ですが、納得し、せっせと切り始め、「こんなに俺が切ったぜ!」と得意顔。

いつもと違う現場で体験をすることは本当にいい勉強。彼らもそう感じてくれたはず。
そして彼らにいろいろな場面で、そんなことまで??と思うほど、
しつこいぐらいに話をしていた吉田の「学んでもらおう精神」もすごいなぁと感じました。
明日はその「学んでもらおう精神」について報告します。

なぜクロマツ・アカマツを植林するのか?なぜ間伐するのか?それぞれには必ず理由があり、なぜ?を大切にすることも学びました。私は直感で行動することも多く、何をするにも大切な心得であるため今回のボランティアでは人として、これからの人生においても大切なことを学ぶことができたのでは?!と思います。

11日は中浜小学校や震災復興伝承館に訪れ、震災の被害について学びました。災害の怖さと復興までの歩みを知り、こうして自分が生きていることの尊さを痛感しました。

名取の海岸林に訪れて、オイスカ職員の方々から植林に関することだけでなく協力してくださっている地域の方々との関係性を構築し、大切にしてくことが如何に重要であるかを学びました。専門性と人間力の両方を兼ね備えたオイスカの方々はいつまでも私の憧れです。

また、ベテランボランティアの大槻さんが別れ際に「ありがとう!」と握手してくださったこと、本当に嬉しかったです。素敵な方々によって支えられている取り組みであることを実感し、胸が熱くなりました。

自分の想いを真剣に伝え行動に移すことで地域の方々の暮らしを守り、繋がりを広げることができる。そのことを間近に見て感じることができ、オイスカの活動に対する想いに触れることができたことで、やはり自分も自然を守り人と自然の繋がりを広げることができる活動がしたいと改めて感じました。

自然環境を守る、再生するということは単に緑を増やしたり生態系を回復するだけではなく、人々の繋がりや地域コミュニティの活性化に繋がることを感じ、人を巻き込む力やコミュニケーションの取り方など、人として大切なことを学ぶことができた貴重な機会となりました。自分も吉田さんのように熱い想いを行動にし、周りの人々を巻き込んで地域のため自然のために行動できるようこれから色々と頑張ります!

楽しくも学びのある機会を作ってくださった全ての方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。またぜひボランティアに参加したいです!

皆さんこんにちは!現在東京本部でアルバイトをさせていただいている元CSOラーニング生の中屋美里です!

2月9日から11日の3日間、オイスカが宮城県名取市で行っている海岸林再生プロジェクトの現場に訪れ、間伐作業の体験をさせていただきました。

私は2022年5月からの半年間、オイスカ・インドネシアのスカブミ研修センターでインターンをさせていただいたのですが、インターン期間中にマングローブの植林地に訪れ、広大なマングローブの森を見て感動したことが今でも強く印象に残っています。
そこで、日本国内で復興プロジェクトとして取り組んでいる海岸林の現場も見てみたいという想いと、今まで被災地に訪れたことがなかったこともあり、「名取に行きたい!」と思うようになりました。そして東京から約6時間かけて移動し、念願の海岸林の現場に到着しました!

9日は翌日行う間伐作業のための印づけを行い、その後職員の方に海岸林を案内していただきました。インドネシアで見たマングローブの森を思い出し、これだけ広大な森が森林組合や再生の会の皆さん、ボランティアの方々によって大切に育てられたと思うと、自然を再生させることができるのは人間であり、自然に生かされている私たちは保全の責任と敬意を持つことが大切であると改めて感じました。

印づけの作業の様子。中部センターで研修中のバボさん(バングラデシュ出身)も吉田さんの指示にしっかり耳を傾け作業していました。

10日はいよいよ間伐作業です。本部職員の吉田さん、林久美子さん、浅野さん、ベテランボランティアの方々と中部の研修生2名、4月からオイスカ職員になられる武原さん、同じCSOラーニング制度でインターンをしていた和泉さん、畑さんと計550本のクロマツを間伐しました。

元気に育っている木を切るのは心が痛かったですが、クロマツが防風林としての役目を果たすためには必要な作業で、切った木はチップや堆肥などに再利用されていること等を学びました。私も慣れないノコギリを使用しながら作業しました。翌日には足腰が筋肉痛で、作業中も木を一本切るのにもかなりの体力を使うため、自然を維持管理することは容易ではないと身をもって経験することができました。

日々に農作業に励む中部センターの研修生シャンさん(フィリピン出身)はノコギリ捌きもお手のものでした。さすがだなぁと感心しながら私も負けてられない!と作業しました。
間伐後の様子。2残1伐という基準のもと、1列分の木を切るとこのように道ができました。この作業は専門用語で「本数調整伐」と言うそうです。

みなさん、初めまして!今年4月からオイスカに入職予定の武原と申します!
今回公募ボランティアの方々と一緒に、本数調整伐の作業を行いました。

前日に現場入りして、早速海岸林を視察しました。
現場に入って最初に感じたことは、「何て広大な海岸林なんだ!」でした。
移動中に、吉田さん(オイスカ海岸林プロジェクト責任者)から海岸林の規模について
お話を聞いておりましたが、想像以上の広さでした!これまで、この海岸林に携わって
こられたたくさんの方々の想いを強烈に感じる、そんな広さでした。

海岸林北側 名取市サイクルスポーツセンター屋上から

そんな広大な海岸林の一区画で、前日は目印付けを行いました。
今回の伐採は一伐二残という方法で行われたので、その目印(伐採する列の松にテープを装着)を付けました。一伐二残(響きがかっカッコイイので、͡事毎に口ずさんでおりました!笑)とは、二列残して一列伐採する方法で、「この方法が一番松の成長が良い」と吉田さんは説明されておりました。以前同様の方法で伐採された場所を見ると、素人目ではありますが幹が太く葉色も良いように感じました。

視察した海岸林

目印をつけると簡単に説明しましたが、これがまた大変な作業でした。列の先頭と最後尾に目印をつけるだけなのですが、私が担当した列は松が鬱蒼と生えて枝同士が密着しており、列を見分けるのに苦労しました。中に分け入って最後尾を探すのですが、なかなか前に進めなかったり方向を迷ったりと大変でした。最後尾に到達して目印付け。最後に全員で確認をして前日の作業を終えました。

目印付け作業の様子
(元オイスカインターン生・中屋さん)

本数調整伐当日は、作業前に吉田さんから松の苗木に関して説明をいただきました。
その中で出てきた「苗半作」という言葉。この言葉には「苗の出来栄えによって作柄の半分が決まる」という意味があります。オイスカでは、植栽する松を種から育てており、育苗は海岸林プロジェクトにおいて非常に重要な中核をなす作業だと言えます。「良い海岸林を良い松で構成する」には、「良い松になるよう種から育てる」苗半作が大事になってくると感じました。ここで言う良い松とは、防風効果に加え耐塩性、耐乾性、深根性、耐貧栄養土壌性、耐酸性の特性を持つクロマツを指します。例えば防風効果。葉が細い針のような形状の為、適度に風を受け流しながら防風しつつ、海からの砂や塩分をこし取る効果があります。これにより、内地(例えば畑の農作物等)を飛砂・飛塩から守るのだそうです。

ですので、自然と伐採作業に力が入ります!がしかし、初めての伐採作業に四苦八苦。
公募ボランティアの方々は経験豊富な方ばかりで、伐採手順やのこぎりの使い方などを教えていただきながら一緒に伐採を行いました。最初こそ手間取りましたが、最後は何とか丁寧に伐採することができました!伐採を終えた列を見て何とも言えない充足感が湧いてくるのを感じました。

今回の本数調整伐の作業では、色々な方々の想いに触れることができました。この海岸林の重要性に加え、海岸林が与える社会への利益、地元の方々の海岸林への想い、オイスカにとっての海岸林への想いに触れました。この想いを後世に永く伝え続けられるように、オイスカの一職員として頑張ろうと想ったボランティア活動でした。

バレンタインデーの本部事務所

2024年2月14日( カテゴリー: 本部発 )

本部・啓発普及部の林です。
今日は現場から離れ、東京の本部事務所でのできごとをご紹介。

朝、本部事務所においしそうな手作りチョコレートが並んでいました。


作ったのは皆さんご存知、この女性。

プロジェクトの現場では、鬼軍曹吉田を目で動かし(林野庁職員さん談。林も同感)、
某大企業の役員さんをあごで使い(この現場は林が目撃)、
ボランティアの日の最初から最後までを取り仕切り(これはみんな知ってる)、
時に髪の毛までバカだらけになりながら(これもかなりの人が知ってる)、
いつもパワフルな動きをしている浅野さんですが、こんなふうに女子力高い一面も。
私は、このチョコを見るまで今日がバレンタインデーだということも認識なし……。

現場でも森林組合のお兄さんたちやボランティアさんから
大人気の浅野さんのことを、
「どこか遠くにお嫁に行ってしまわないか……」と
勝手に心配している吉田お父さんですが、
今日は「チョコレートおいしかったです!」と、
満面の笑みで娘にお礼を伝えていました。
(その後「食べ過ぎて鼻血出そう」とのコメントも飛び出しました)

現場とはちょっと違う東京の事務所での一コマでした。







 吉田です。2月6日夜に福岡で放送された映像が、Youtubeにも掲載されました。福岡市出身の東北大学2年生で、海岸林ボランティアに去年から来てくれている柚原結女さんの取り組みが、去年に続き紹介されました。彼女は来月ウズベキスタンのオイスカの沙漠化防止プロジェクトに旅立ちます。

昨年から同局に取材継続いただいている形です。下記もあわせてご覧ください(4分)

 吉田です。地元ボランティアで、日本野鳥の会にも所属している三浦隆さんから、1年間の調査結果をご提供いただきました。毎月数回、主に仙台空港誘導灯より北で、名取市海岸林再生の会建立の石碑より南を定点観察地とした結果、今年度は40種類の鳥類が確認できたことになります。貴重な調査結果のご提供に心から御礼申し上げます。2022年度の結果とあわせてご覧ください。

こんにちは。海外事業部の山本です。

今、現場では本数調整伐(間伐)の真っ最中です。1月26日、27日は住友化学労働組合の方、公募ボランティアの方と一緒に、のこぎりでひたすらマツを伐採しました。
1/27(土)ボランティアレポート(海岸林ブログ)

今回は国内研修センターの食堂を担当するスタッフも参加し、中部日本研修センターからジョイさん(フィリピン出身)、四国研修センターからガディさん(マレーシア出身)、西日本研修センターからティンさん(ミャンマー出身)が来て、一緒に活動を行いました。

左からガディさん、ティンさん、ジョイさん
海岸林の北側にある名取市サイクルスポーツセンターの屋上で林課長から説明を聞くティンさんとジョイさん

3人とも、海岸林に来るのは今回が初めてです。昨年、ガディさんが海岸林プロジェクトを担当している吉田俊通部長と話をしていたときに、「ぜひ名取の現場に行ってみたい」という話が出たことに端を発し、せっかくなら、ほかのセンターのスタッフも来て、一緒に活動できたら良いのではないかということで、実現したものです。

はじめに到着したのは西日本研修センターのティンさん。さっそく現場へ行き、堤防から全体を眺めると「長い!」とその広さに驚いていていました(全長5㎞あります!)。名取事務所にある苗床を見たときには、「これは何年目の苗ですか?」などたくさん質問したり、後から到着したジョイさんやガディさんに、先に聞いたことを説明したりするなど、とても積極的な様子に圧倒されました。ミャンマーにはマツはあるか聞くと、「あるけど、きれいにカットされているマツが多い」とのことで、こうしたマツ林はめずらしく感じているようでした。

ティンさんが「長い!」と驚いた堤防の上からみる海岸林
苗床で吉田部長(右)から説明を受けるティンさん

伐採の時にはボランティアの方とペアになって作業をしていて、活動の最後に感想を聞いたときには、「(ボランティアの方々に)オイスカの気持ちを分かってもらっていると感じました。私たちだけだと大変なこともあるし、少ししかできないこともあるから、ボランティアの方々のおかげでいっぱいできました」と話していました。

2番目に到着したのは、中部日本研修センターのジョイさんです。私はジョイさんと伐採の作業を一緒にしたのですが、ジョイさんの真面目さを改めて感じました。伐採するときには、受け口をつくって、木を倒す方向を決めるのですが、その方向や、その反対側にいれる切り口の位置、切った本数の把握など、ひとつひとつ確認して行っていて、とっても丁寧に作業をしていました。吉田部長に海岸林の中を案内してもらっているときも、説明をメモしていて、「本数調整伐」という今回の作業の名前もしっかり書き留めていました。

真剣なまなざしで説明を聞き、メモを取るジョイさん
のこぎりでマツを伐採するジョイさん

伐採の作業は、最初のうちはうまくコツがつかめず、ジョイさんと私のペアは伐採本数がビリだったのですが、やっていくうちに要領がわかってきて、だんだんとペースが上がってくるのを感じ、ジョイさんとふたりで「うまくできるようになったよね!」と盛り上がりました。作業のあとは腕とおしりが痛いと言っていましたが、「作業は楽しいですね」と話していました。

最後に到着したのは四国研修センターのガディさんです。すでに作業が始まっているところに合流となりましたが、来るなり伐採された木の運び出しをバリバリやっていました。海岸林の中を歩いているときには、「木々の中での活動は気持ち良いですね」とのびのびした様子で、普段の業務とは違う活動に楽しさを感じているようでした。2日目には伐採にも慣れてきて、「このノコギリよりも、あっちのノコギリの方が切りやすいですよ」とのこぎりの使い心地までばっちり把握していました。

伐採をするガディさん。慣れてきた様子
ガディさんが切った木をボランティアの方が倒します。協働作業です!

プロジェクトのことは、ガディさん自身が研修生の時から知っていたそうです。けれども実際にどんなことをやっているのかは知らなかったので、今回活動に参加して「作業がどれだけ大変か、どれだけ多くの人が関わっているのかがわかりました」と話していました。「チャンスがあったらまた来たいです」とさらにモチベーションが上がった様子でした。

伐採作業中のジョイさんとティンさん。ステキな笑顔!

違うセンターから集まった3人ですので、海岸林のことだけでなく、それぞれのセンターのこともたくさん話をしていました。特に食堂の担当なので、「うちでは、こんな料理をつくっている」「苦手なものがある人がいる場合には、こういう対応にしている」など、それぞれのセンターの様子を伝え合い、「ああ、そうやっているんだぁ」と新たな発見がお互いにあったようでした。

普段は違う場所で働いているスタッフ同士が、また一緒に海岸林で活動できたら良いなと思います!

みんなでジャンプ!!
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