2011年4月4日、林野庁長官に面会して
海岸林再生への協力の申し出に関する説明を行った際、
半年以内に海岸林被災の実情と再生を呼び掛けるための
海岸林『シンポジウム』開催を提案した。
その場で『できるだけ早く』との逆提案をいただき、震災から4ヵ月の
7月11日の開催を決め、その日から会場探しを開始、突貫工事に入った。

ここで短時間で最も得たい成果として、
人脈を広げることと、心から応援してくれる人を探す必要性があった。

そして、長期間の目標として、そもそも何で海岸林が必要なのか、
ということを多くの方にご理解いただくことを重視しようと考えた。
この事に徹底的にこだわる長い道のりの始まりとなった。

海岸林は東北だけにある訳ではない。日本中が海岸林に守られている。
オイスカの立場から言えばマングローブもある。
私を含めて、存在理由を薄々でも理解している人は少なく、
『白砂青松』(はくしゃせいしょう・はくさせいしょう)を読めない人は多かった。
マツで海が見えないから全部伐採してくれとクレームを付ける人もいるそうだ。
全国で保全に取り組む団体や技術者は苦労しているはず。

木を植えるだけで良いのではない。仕事の意味を深く考える必要があった。

林野庁 皆川長官と面会

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