宮城県南部では、国有林に関する「『みどりのきずな』再生プロジェクト」
も示され、平成25年度は復興交付金による倒伏木の撤去、盛土工事が
完了した場所から、公共工事(経常治山予算)による植栽も、
少しづつ民間との協定・植栽も形になるものと思われます。
各県における民有林(県・市有林等)もこれに倣い、
民間との協力を具体化させる方向と予想しています。
オイスカと名取市海岸林再生の会は、2012年7月9日に
名取市長と宮城県知事に対して、名取市の海岸林再生に関する
「提案書」を提出しております。
その趣旨としては、国と自治体の復興計画に協力するという私たちの
原則に立ち、民間活力の活用と市民参加を得た形での森づくりを
記述いたしました。
私たちは今年上半期中に、更に具体的な内容を盛り込んだ
第2次提案書を提出したいと考えております。
特に、植栽だけでなく育林に関する技術的側面と、長期的視野に立って、
市民参加・啓発普及活動などに力点を置いた内容にしたいです。
提案書提出に際しては、我々の行動の信頼性と、支援者の輪の
更なる広がりが裏付けとして不可欠です。
名取市海岸林植栽などの「公示」は、工事の進捗等に左右されますが、
おそらく今年下半期と予想しております。
今年は国、県・市と協定締結し、平成26年度と想定している
大規模作業を万全な体制で迎えるための、大事な準備の1年になると思っています。

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