一冬見ぬ間に

2013年4月10日( カテゴリー: 本部発 )

オイスカ緑化技術参事の清藤です。
海岸林再生プロジェクトには当初から関わっていますが、ブログは初めてです。

3月末、吉田君とともに現場に足を運びました。
現場は一冬ぶりです。

国の計画は予想以上に早められて進んでいました。
植栽基盤になる盛土造成工事も急ピッチで進められている現場をみるに、
いよいよ来年度は植栽が開始されるのでは?と期待し胸が躍りました。

もし、話がまとまると、少なくとも一年後に20ha規模で植栽を実施することになります。
オイスカが「富士山の森づくり」で経験している1年間の植林面積の2~3倍
植栽本数では10倍近い苗を植えなければなりません。
富士山では、シカ害の対策に時間も経費も費やしています。
海岸では土壌改良剤や固形肥料の投入、寒風対策の手間などが必要になります。
植栽が始まったら、
①10万本に近い苗の掘り取り・運搬(山出し)
②植栽とその準備
③次の播種
④前年播種の苗の床替移植
⑤植樹キックオフイベント・3・4月全体のボランティア募集対応
⑥募金活動・・・20haの植栽下刈り費用だけで、少なくとも毎年ざっと2000万円

以上の支出増加が見込まれ、資金調達が生命線となります。
通常、植栽時期は春と秋ですが、確実性を考えると春植えが望ましいでしょう。
秋に植えたばかりの小さな苗を冬の寒風にさらすのは賢明ではないように感じます。
3月下旬から4月に集中して20haをこなすためには、相当な計画性が必要となります。
富士山での活動には、多くのボランティアが参加していますが、本プロジェクトにおいても
植栽活動への参加希望者が多いことが想像されます。
活動をボランティアに担ってもらうための準備、受け入れ体制づくりは並大抵の事ではありません。
まさに今年が正念場と感じた出張でした。

ブログをご覧のみなさん、ぜひ募金、寄附にもご協力をお願いします
植えるだけでは木は育ちません。20年程度の育林まで行って初めて森に育つのです。
オイスカに寄せられた寄附金で、その段階まで責任をもって行うのが私たちの計画です。

東北にもう一度、白砂青松を取り戻そう

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地元の人たちは真摯に取り組んでいます

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