まだマツらしくない「柔らかい」苗の手触りです

まだマツらしくない「柔らかい」苗の手触りです


7月12日、中野良子会長、新たにオイスカの顧問にご就任いただいた太田猛彦先生(東京大学名誉教授)に現地視察していただきました。
そのなかで、佐々木一十郎名取市長にも面会の機会をいただきました。中野良子会長の発言を抜粋してお伝えします。
オイスカは、主に南の国々で、「土から離れない」という理念をもとに、農業指導、植林、ふるさとづくり、人づくりという仕事をさせていただいてまいりました。
東日本大震災を受けて、我々の50年の経験を活かし、何か役に立てないかと考えました。
オイスカの生き方は、援助ではなく、「自助」に協力しようというものです。
「自助」の表れとして、名取市海岸林再生の会が立ち上がり、
それをオイスカが後押しし、プロジェクト全体をコーディネート
してゆこうと考えています。主役は地元と考えています。
世界には政治、宗教など様々な問題、大きな壁がが今もあります。
これまでオイスカも数々の壁に直面しました。
そんな時には、空を見上げよう、世界は一つ、感謝の気持ちを持って、
報恩の気持ちを持ってと、国際協力に取り組んできました。
この国で起きたことは、ナショナルの問題ではないとおもいます。
復興、立ち上がる姿を世界が注目しています。
先日、国連の経済社会理事会NGO課長が、市長を表敬し、育苗場で地元の方と
作業をしてくださったのはその一つの表れです。
東北に関わるNGOの一員として、我々独自のチャンネルで、発信し続けます。
担当者から復興の厳しさ、自然の厳しさ、海岸林再生の難しさを聞いております。
ですが、オイスカの経験はきっと役に立つと思っております。
我々の真心を東北にお返しするつもりで、地元と一緒になって、黒子になって、
決して後戻りしないつもりでお手伝いしたいと思います。
現場の様々な工夫・努力に想いを馳せて

現場の様々な工夫・努力に想いを馳せて


 

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