私たちは、広葉樹よりクロマツの植栽を期待されている場所を、
所有者である国・県・市から託されて協定を結んだと判断していますが、
広葉樹が「嫌い」なスタッフはいません。

試してみようという気持ちもあるし、一部限られた場所では広葉樹を考えていますし、
内陸の市街地や公園などで、将来どんなニーズがあるかわかりません。
余裕さえあれば、細々とでも花木にも挑戦したい気持ちもあります。
あまり大きなことは言えませんが。

広葉樹1
今年の春、林野庁を経て、皇居より広葉樹種子の海岸林での植栽活用の
お申し出があり、ごくわずかですが第一育苗場に播種していました。

アカガシ 100粒 → 発芽17本
エノキ  100粒 → 発芽48本
スダジイ 100粒 → 発芽62本
タブノキ 100粒 → 発芽 4本

樹種はこの4種のみで、発芽率は悪いだろうと林野庁の方から言われていましたので、
1団体1種あたり最大100粒という上限を申請しました。
生育調査は林野庁にも報告しています。

広葉樹の圃場も、再生の会やボランティアの皆さんに
随分お世話していただきましたが、いろいろ反省点があります。

「(クロマツと同じように)厳しく育てすぎ?」
育苗場は、最低限の土壌改良はしましたが、海岸盛土とほぼ同じ環境。
海岸の現場で他団体が植栽したのと同様、伸びが少なく、太りもなく、
春に苗畑で掘り起こし、床替えしたところ、根の張りが良くありませんでした。
基本的な部分から、反省を生かした対処に入ろうと思って準備しています。

この他、ケヤキの種を宮城県種苗組合経由で購入し、播種しています。
伸長が足らず「留年」となったヤマザクラ、クリ、コナラも育てています。
この秋から、母樹林からヤマハンノキや、ヤブツバキも少量確保して、育苗します。

ヤマハンノキの実は、かわいくて、林業会社にいたときに社長の娘さんが
作るリースの飾りにするために、頼まれてよく拾って帰りました。

佐々木統括とは、ハンノキやツバキは育苗ではなく、種のばら蒔きについても
話し合いました。先の話ですが。でも来春に試してみようと思っています。
広葉樹2

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