初の海岸林再生プロジェクト

2015年5月21日( カテゴリー: 現場レポート )

みなさん、 こんにちは。国際協力ボランティアの川村です。
今回5/13~17まで初めて名取市の海岸林再生プロジェクトの現場を訪問し、
四国支部・化学総連の視察やボランティアの日の対応で、
多くの方々とともに作業を体験させていただきました。
16日のボランティアの日は、林業関係者待望の雨が正午まで降っていましたが、
午後からは天気も良く絶好の作業日和となりました。

「坪刈」の様子

「坪刈」の様子


 
今回はノコギリ鎌を用いて「坪刈」に挑戦しました。大豆や小豆等の収穫以外でしか鎌を使ったことがない私(しかも下手っぴなんです)は、何度か参加されているボランティアさんのご指導の下、マツの苗と背比べしているクローバーを刈り進んでいきました。ご指導くださいましたボランティアさん、ありがとうございました!!
 
 
作業とともに国ボラの私に課されたのは「記録係」。カメラを片手に、植栽現場を右往左往していました。そこは海岸のはずですが、アフリカのサバンナを彷彿させる大自然の光景が広がっていました。両側にはバオバブの木ではなく、風に揺らぐかわいいクロマツの苗がありました。
果てしなく続く植栽地

果てしなく続く植栽地横の道路


 
この小さなクロマツの子どもたちが数十年後には、暴風や飛砂から農地や未来の子どもたちを守ってくれると思うと、自然の力は本当にすごいと感じました。
でも一本立ちするには、まだまだ人間のお手伝いが必要ですね。
 
風にゆらぐクロマツ。みんなで見守って元気に成長してほしいです

風にゆらぐクロマツ。みんなで見守って元気に成長してほしいです


 
 
 

ボランティアのボランティア15日の午後、化学総連の皆さんと仙台空港で合流。植栽現場に向かう前に北釜地区に一軒だけ残されている「名取市海岸林再生の会」の会長、鈴木英二さんの自宅跡地にご案内しました。
吉田が海岸林の機能やプロジェクトについて話をしている間、その横でパネルを持っているのはオイスカのスタッフの・・・・・・ではなく、化学総連の事務局、山本さん。
すっかりプロジェクトのスタッフのよう。
60名近いボランティアさんが来ても現場が動いていくのは、こうして事務局の方がスタッフのように動いてくださるから。
そして吉田の奥に見えるのが地元ボランティアの大槻さん。
御年73歳! にはとても見えない身のこなしでスタッフ以上に動き回ってくださっています。
こうした皆さんの支えがあってボランティアの受け入れができるのです。
ありがとうございます!

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