先日のボランティアの日のこと。
植栽現場での草取り作業をしていた時に何度か見かけたのですが、
“草を抜くこと”に一所懸命になりすぎて、うっかり苗を踏んでしまう人がいます。
DSC_2654例えばこんな感じで一所懸命草を引き抜こうとして踏ん張っていて、急に草が抜けたら尻もちをついてしまいますね。その下にクロマツの苗があったらどうでしょうか。
写真の彼女のように小さな子どもさんなら折れないかもしれませんが、成人男性なら折れてしまうことでしょう。苗の成長を阻害する草を取り除く作業をしているのに、自分自身が苗の成長を阻害するようなことにならないようぜひ注意していただき、周りの人がこのようなことになっていないか、目を配っていただければと思います。
それからこれも危ない事例。DSC_0016
斜面で力いっぱいクズを引き抜こうと踏ん張っていて、急に抜けたら自分が斜面を転がり落ちてしまいます。手に鎌を持っていたらもっと危ないかもしれません。
一所懸命に草を取ってくださるのは本当にありがたいのですが、どうぞ皆さんケガのないよう、自分自身と周囲の人の安全に配慮しながら作業に参加してください。
 
 
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こちらは枯れてしまったクロマツの写真。根元に近いところに何ヵ所も切りつけられたような傷がついています。昨年の作業の時に、鍬か鎌で苗を傷つけてしまったのでしょうか。
ただでさえクロマツが育つのには厳しい環境の中、人のミスで枯れてしまうのは悲しいこと。
ボランティアの皆さん、ご自身もケガのないよう、そしてクロマツにもケガをさせないようご注意ください。

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