今回の参加者は54名。
取材スタッフや事務局スタッフを入れると58名。
嬉しかったのはオイスカ会員のNさんが飛び入り参加してくださったこと。
以前お申し込みをいただいていたのですが、急用で参加ができず、
「いつか・・・・・・」と思ってくださっていたそう。

CIMG8157

夜中の2時に横浜を出て
車を飛ばしてきてくれました


また、「海岸林再生プロジェクト」がご縁で結婚した新婚カップルも参加してくれました。
実はご主人の方は、先月も会社が派遣した現場ボランティアに参加してくださっていたのですが、午後だけの活動だったため消化不良だったのだそう。前回の“リベンジ”ということで今回は奥様の予定も調整して一緒に参加してくださいました。
それから、岩手大学の学生さんも午後から合流。彼女は震災後、海岸林に関心を持ち卒業論文のテーマにしているのだそう。机上の学びと現場の学びの違いを痛感したと話していました。
 
そして、最後の最後にユニークな参加者が!
それは地元、下増田小学校の少年たち。
作業に参加したわけではありませんが作業終了後、みんなで防潮堤にあがって、
恒例のたそがれタイムを満喫し、記念撮影をしようとしたとき、
遊びに来ていた少年たちが私たちに気をつかって撮影スペースを作るためによけてくれたのです。
一緒に撮影に加わるよう声をかけると最前列で横断幕を持ってくれました。
CIMG8134

T君は、防潮堤から見えるぐらいすぐ近くに住んでいたけれど
津波で家は全壊。今も家族と仮設住宅に住んでいるのだと話してくれました。
周りの家の人がたくさん亡くなったこと、家族はみんな無事だったことも。
「海は怖くないの?」と聞くと「怖くないよ、釣り好きだし」と答えてくれました。
写真送ってね、と住所を教えてくれました。

こんなに大勢のおじさん、おばさんたち(お兄さんお姉さんもいましたが)が
何のためにここにいたのか、この日何をしたのかを
写真と共に手紙に書いて送ってあげようと思っています。
いつか彼らが大きくなって、海岸林も大きくなったとき、
全国の皆さんがここで作業をしてくれたんだなぁと
この日のことを思い出してくれたらいいなぁと思います。

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