大学生の頃からボランティアに参加してくださっていて
この春から名取市役所で働いているOさん(写真右)。

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この後、いきなり振り返って、
一大事のような顔をして、私にこういうのです。

「林さん、ここに現役高校生がいますよ!!」
(・・・・・・って若者の存在に驚いてるけど、Oさんも十分驚かれる若さですから!)

そう。Oさんの左を歩いているのが現役高校生。
お友だちと一緒に参加してくれました。
地元の高校生がお父さんやお母さんに連れられて、ではなく
自分の意思で参加してくれたのは初めてかもしれません。
(植樹祭には高校生も参加してくれているのですが)

しかも女子2人。
今回は地元からの参加者がいつもより多く、
申込者名簿を見ていても知らない名前がたくさん。
見慣れない名前にあれこれ想像を膨らませていました。
「どんな人だろう」「何で知ってくれたんだろう」
朝、受付に若い女子2人が来てくれて
高校生だと聞いた時、本当に嬉しかった。
そしてこの瞬間、今日の募金ガールは彼女たちに決定!

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最後のまとめの際、二人に感想を話してもらいました。
「海岸林再生のための活動にこうして参加できたこともよかったけど、
何より皆さんが声をかけてくださって、いろいろとお話しできたことがよかった」

「閖上出身の私は、中学生の頃、学校の行事で、
松林の清掃活動などに参加していて、海岸にマツがあるのが当たり前だった。
今日はその風景がなくなってしまったことをとても残念に思った半面、
その再生のために全国からボランティアの方がこうして
宮城まで来てくださっていることを心強く感じたし、心から感謝したい」

まっすぐな気持ちが伝わってきて、ちょっぴり涙がでてしまいました。
こんな素敵な高校生がもっともっとボランティアに参加してくれたら
将来の“名取市民の森”は安泰だなぁと勝手に思っています。

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