5月2日の播種の時も思いました。
「あと何回、種蒔きができるのか」と。
あと1回か2回でしょう。来年2017年に蒔いた種は、2年育てて2019年に植えます。
実施状況として、全体計画は順調に前倒しで進んできているので、
最短では、種蒔きはあと1回という可能性もあるのです。

5月2日の種蒔き(5月19日に発芽確認)

5月2日の種蒔き(5月19日に発芽確認)

では、名取での植樹祭はあと何回できるのでしょうか。
2017年、2018年、2019年、2020年と、あと3回か4回です。

盛土工事の進捗に合わせて植栽してゆきます。この調子ですと、
場合によっては、2020年には植栽は既にすべてやり終えていて、
植樹祭の代わりに育樹祭になっているかもしれません。

育樹祭なので、木は植えません。
したがって、草刈り。6月~9月に育樹祭をすることになるでしょう。。
草刈りの行事なんて行きたくないと、参加者も集まらないかもしれません。
草刈りでは絵にならないと、取材もされないかもしれません。

震災から10周年と、世間の注目が集まる2020年まで植樹祭を温存しておくという
考え方は私たちには毛頭ありません。私たちはイベント屋ではなく、
あくまでも、行政との協定に基づき実施する名取市の海岸林の再生という
「事業」として必要なことを実施しています。

やるべきことが終わったら、次の展開に早々に突入してゆきます。
2020年6月、さあ今年も草と闘うぞという時に育樹祭をしてみたいものです。
もし、500人ぐらいで草刈りしたら、どんなことになってしまうのでしょうか?

枯れ枝払いやつる切り・除伐など、鋸や鉈などを使った育樹祭をする日が
いつか来るのでしょうか?

名取市海岸林を守る会は本当にできるのでしょうか?
名取市民や宮城県民、全国の市民は海岸林を守るのに協力してくれるでしょうか?

今年の植樹祭を前に、何よりうれしかったのは、地元の高校生や大学生・院生、
企業の若い方が申し込んでくれたことでした。25歳未満が20%。
将来を見据えながら、今年も必ず一歩前進したいと思っています。

4月16日のボランティアの日で植樹祭準備として植栽箇所10,000本 分をマーキング

4月16日のボランティアの日で
植樹祭準備として植栽箇所10,000本
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