育苗場の今

2016年7月4日( カテゴリー: 現場レポート )

7月15日、名取市海岸林再生の会の年次総会です。
佐々木統括や事務局の菅野さんは、書類作成、役員会、会計監査など
準備に忙殺されています。
森さんや淑子さんは、苗が海岸に植えられ、空き家になったコンテナの洗浄作業を何日も延々と。

淑子さん。素晴らしい人柄で、私には再生の会の精神的な柱のようにも見えます

淑子さん。素晴らしい人柄で、
私には再生の会の精神的な柱のようにも見えます

育苗場の除草は、再生の会メンバーが6月下旬までにバッチリ済ませているので
見事なまでの美しい圃場です。ボランティアの出る幕はありません。
大勢出勤し、除草に没頭していたころは、休憩時間にカラスにエサを上げるのがトレンドでした。
もちろん、ひどいイタズラばかり。しかも朝から。

最近は、キジが中まで入ってくるのをよく見かけます。
まだ巣立ったばかりのトビの「こっこ」(宮城弁:こども)も
防風ネットの上によくいます。

今年度から圃場は100%コンテナ苗に切り替わりました。
除草などかなり省力化されるでしょう。
圃場の集約として、第2育苗場も閉鎖しました。
問題があったわけではなく、「もう1ヵ所にすんべ」の一言。
全員賛成、即決でした。

5月2日に約10万粒蒔きました。発芽率94%

5月2日に約10万粒蒔きました。発芽率94%

そろそろ消毒もするでしょうし、もう少ししたら空中断根のためのコンテナ移動の時期。
総会の次の週あたりから、また「そ~れ、稼ぐか~」(宮城弁:働く)と、
賑やかになるでしょう。

育苗場こそ私たちの原点。大好きな風景です。毎日見ても飽きません

育苗場こそ私たちの原点。
大好きな風景です。毎日見ても飽きません

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