11月19日のボランティアの日の数日前、名取市海岸林再生の会の櫻井副会長から電話。
「あのさー、うちの惠子が、ボランティアの皆さんにお礼を言いたいって。
ほんだから、19日朝から参加するからさー。ほんだから、まぁ俺も。
ユーイチローさんもだって」
ご本業の法人化を前に忙しく、畑仕事の疲れからカラダを休ませる日を、
ボランティアのために…
作業終了後、いつもの「終わりの会」のとき、再生の会を代表しての
櫻井さんの挨拶を聞いて、海岸林ビックチームは今年も一歩前進できたのかなと。

大トリでご挨拶されるご主人(一番右)

大トリでご挨拶されるご主人(一番右)


名取市民70,000人、寄附者は比較的多くても、今年プロジェクトで汗を流した市民は
わずか400人程度。1,000人に一人にもならない。
名取に限らず、もともと海沿いと山手との分断がある地域。
今はみんな海から離れてしまった。
工事真っ盛りで一般人が近寄れる雰囲気もない。
復興という言葉を聞き飽きている気持ちもよくわかる。
こちらもそういう地域で働いていて傷つくこともある。
でも、一年の締めくくりの日に「ありがとう」と言ってもらえたこと。
私にとって、大阪マラソンのメダルと同じような、最高のメダルです。
ボランティアの方との意見交換で耳を傾ける奥さん(一番右)

ボランティアの方との意見交換で耳を傾ける奥さん(一番右)

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