今年も一つ一つの達成感を積み重ね、喜びを噛みしめた1年でした。
最近もいろいろなことが。
11月のJICA ECO-DRR(森林等生態系を活用した防災減災)の6か国政府職員研修では
なぜこのプロジェクトが研修対象に選ばれたか、とても不思議に思っていました。
答えは研修前夜。海岸防災林の第一人者で、東日本大震災からの再生の頭脳でもある
森林総研東北支所の坂本先生からの推挙だったことを知りました。
「研修生は私が考えていたことよりも多くの事を、とくに社会林業、地域に住む人々
との関わり方、その組織化、また仕事のコスト意識を学んだと思う」とまとめのコメントを
いただき、素直にうれしく思いました。

同じ時に植えても、①生産者、②土壌条件、③立地条件によってここまで大きさが違う

同じ時に植えても、①生産者、②土壌条件、
③立地条件によってここまで大きさが違う

2014年に植えた裸苗。裸苗は全般的に生長が良いのだが…(撮影:2016年12月2日)

2014年に植えた裸苗。裸苗は全般的に
生長が良いのだが…(撮影:2016年12月2日)


また、つい先日、県立名取北高校の校長先生、教頭先生、総務部長の先生と面会し、
卒業式前日の2月28日、全校生徒と先生方900人に講演をと依頼を受けました。
大阪マラソン直後、河北新報の記者さんから取材を受けたのですが、
掲載される前から、校長先生と教頭先生から「おめでとうメール」。
掲載後は、「時間があるとき、高校にご足労いただけませんか」と。
何年も前から、北校生を見て「いつか彼らと」と思っていました。
それが今年、植樹祭への参加として具体的なご縁が始まったのですが、
すべて、河北の記者さんの陰の後押しおかげでした。
いま、復興庁の第1回「新しい東北」顕彰に、新しい東北官民連携促進協議会事務局の
みずほ総研から推薦したいとお申し出いただき。東京海上日動火災保険㈱からも同じ
ご連絡をいただきました。
今年は、今までにない講演依頼が多かったし、原稿執筆依頼も明らかに増えました。
年明けはANA総研の計らいで「ていくおふ」という広報誌で活動を紹介させていただきます。ANA全国際線の座席、ラウンジに設置。1月から1か月間です。
寄附者の輪も広がり、目下、誰もが知る外資系企業も支援を検討くださっています。
いま下駄はストックホルムとジュネーブにあります。
いい返答が来ますように。
来年は14ha・70,000本の植付。
保育面積は「化け物」クラス続伸で50haに及びます。支出も雇用もピーク。
Post2020に向け、提言活動も具体化させます。
このプロジェクトの正念場、ヤマ場の年であることは間違いなし。
以上のような「他薦」の期待に応えられるよう、
正月はよく充電して、また気合を入れなおして頑張ります。

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