広葉樹671本のいま

2017年4月1日( カテゴリー: 現場レポート )

「吉田君の趣味?」と再生の会の皆さんから幾度も笑われた広葉樹植栽671本のその後。
用事はなくても足が向いてしまいます。三井物産環境基金が4年間も助成して下さいました。

先日、モニタリング調査書を持ち込んでの、霞が関林野庁の幹部の方との情報交換でも、
1.盛土・植栽後の生物多様性の経年変化
2.広葉樹のその後
こういうことも常に話題になります。

「やはり調査は重要。もう少しサンプルが欲しい」 私たちの調査も全体の一端を担っている。
「広葉樹は砂地じゃダメだね」 林野庁データを数値の上でも確認。
我々の広葉樹植栽地は、①中央部西側植栽地は砂地。②南西端植栽地は粘土。
「土壌の比較の意味から、私たちも調査地を2ヵ所設けます。今なら間に合うので」と私。

「ここまでやったんだから、広葉樹もちゃんと調べておきな」と親方からも言われました。
(言われてうれしかったけど、言ったこといまも覚えているのか、かなり怪しい・・・)
ということで先日、チャチャっと追加の調査対象を50本決めてきました。
計測は鈴木和代さんとやろう、土壌の物理性は清藤先生をアテにして。

これまで3年で植えた最大樹高は2m。(2015年10月植栽 粘土質の土壌にて)

これまで3年で植えた最大樹高は2m
(2015年10月植栽 粘土質の土壌にて)

粘土質の土壌で水捌けが悪いですが樹勢は逞しい(2015年10月植栽)

粘土の土壌で水捌けが悪いですが樹勢は逞しい
(2015年10月植栽)

①②ともに、逞しい芽が付いている。今のところ順調。
我々も練度を増して、成績は年々良くなりました。
しかし、問題はそのあと・・・

4月の多雨。
5月まで蔵王おろしの乾風と寒風。
6月の多湿。今までは多くが6月で枯死しました。

来月は毎年同様、開葉確認を毎木(植栽木すべて)で行います。簡単です。
我々は調査がミッションではないので、すべてにおいて最低限ではありますが。
さあ、今年はどうなるか。広葉樹ではみんなに苦労を強いました。

5年前、6年前、広葉樹広葉樹と大騒ぎした人たちに知ってもらいたい(笑)
電話やメールで私にシャウトしたことなど忘れているんだろうな・・・
そういう人たちへの意地でやっているわけではないので、怒ってもいません。

目印棒に水色のペンキは「2016年秋補植」、それにオレンジテープ付きは「調査対象」

目印棒に水色のペンキは「2016年秋補植」、それにオレンジテープ付きは「調査対象」

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