今年は日タイ修好130周年。
昨年はプミポン国王が崩御され、オイスカの東北タイでの緑化への感謝と敬宮愛子様ご生誕を
祝して上野動物園に贈られたゾウが流産したり、悲しい出来事が続いたこともあり、
オイスカタイと何かやりたいと思っていました。(お互いに)
2000年から2007年、東北タイの乾燥地、南部の巨大マングローブ造林に関わった経験があったから、
名取のプロジェクトコンセプトを構築できたと思っています。

インド洋大津波の後、漁獲高は30分の1に激減したという意味の写真。「なぜ村人はマングローブ林を再生しようとしているのか」ゆっくり聞くことができ、このヒアリングが4年後の私に大きな意味を持った(2007年撮影)

インド洋大津波の後、漁獲高は30分の1に激減したという意味の写真。「なぜ村人はマングローブ林を再生しようとしているのか」ゆっくり聞くことができ、このヒアリングが4年後の私に大きな意味を持った(2007年撮影)


振り返ってみると、国際協力NGOの職員として、「日本人として指導した」という感覚はなく、
むしろ、「海外の方から鍛えていただいた」という気持ちしかありません。
そのオイスカタイ総局の幹部10名が、名取でのボランティア作業・視察研修のため
わざわざ来てくださるので、名取でトークセッションを行います。
6月8日(木)18:15~19:30 名取駅西口1階 コミュニティープラザ 入場無料
*チラシはこちら
オイスカインターナショナル・タイ総局は、1975年からタイ全域で、官民連携、住民雇用と参画、
事業規模やインパクトなどに優れたプロジェクトを行っており、直近開始した北部タイの事業のほか、
南部タイのマングローブ植林については、「海岸防災林つながり」として、15年来の友人でもあり
同い年のタイ政府職員ほか一行メンバーに、私が聞き手となって、質問を繰り出すつもりです。
彼は2012年3月11日以来2度目の名取入りです。
広大なデルタ地帯。すべて船で行動します

広大なデルタ地帯。すべて船で行動します


2,000haとはとんでもなく巨大。とても写真には納まらない(2007年吉田撮影)

2,000haとはとんでもなく巨大。とても写真には納まらない(2007年吉田撮影)


 
 
 
 
 
 
 
私にとっての恩人・親友ばかりの一行は、7日午後は松島観光、
8日午後・9日午前、育苗場や日本の現場で雑草と戦ってくれます。
タイの雑草はすごいんですよ~
わたし、あの「ツル切り」では倒れそうになりました・・・
日本の仕事はド楽勝だと思います。

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