チーム海岸林

2017年12月9日( カテゴリー: 本部発 )

広報室の林です。

5日に毎年恒例の情報交換会を開催しました。

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立派な会場をご提供いただきました。
ありがとうございました!

ご支援いただいている企業・団体の担当者の方にお集まりいただき、プロジェクトの進捗をご報告し、来年度の計画をお伝えすると同時に各担当者の皆さんが所属組織で活動を継続していく中で抱えている課題などを共有する機会としています。

今年は17団体・25名にご参加いただきました。
プロジェクト立ち上げの段階から支援を表明し、さまざまな形でご支援くださっている企業さんもいれば、今後の支援検討のために勉強にきたという方も。

ボランティアの時にいつも顔は合わせているけど、あらためて名刺交換するのは初めて…といった方たちの姿もあったり、お互い現場では作業着なので「スーツだと“はじめまして”な感じですね」と挨拶したり。

 

 

 

皆さんにとっては、来年度のボランティア受け入れ計画・日程が皆さんの一番の関心事でしょうか。
この日初めて公表しました。近くホームページでも募集を開始します。

zensen4また、元日経新聞論説委員でオイスカのアドバイザーを務めてくださっている小林省太さんが、プロジェクト担当の吉田とはまた違った視点でお話をしてくださいました。

その中で語られたプロジェクトの統括である佐々木廣一さんの話は、皆さんにとって少しインパクトのあるものだったのではないかと感じました。佐々木統括は、現場でのボランティア受け入れには、ほとんど携わっていないため、毎月ボランティアに参加している企業の担当者の中にも、会ったことがないという方がいらっしゃいます(指導者の佐々木勝義さんは統括の弟さん。とっても似ているので、同一人物だと勘違いしている人もいるかもしれません……)。

 

 

プロジェクトで育てているクロマツの苗は、全国品評会で林野庁長官賞をいただいた最高品質の苗で、
海岸に植えられた苗の生育も順調ですが、その技術的な面の指導はすべて佐々木統括が行っています。
種子をまく作業を一つとっても、気温・地温の上昇の傾向などを注意深く分析してタイミングを決めます。
その日に合わせて人を集めなければならないため、今日決めて明日実施という訳にはいきません。
植栽に関しても森林組合の職人の皆さんは、佐々木統括による安全講習・技術指導を受けて作業に臨みます。
低コストにこだわり、100haもの“造林事業”を手掛ける責任者が非常に厳しい人であることに触れた小林さんは、
「この厳しさがあるからクロマツが順調に成長しているのだと思う」と話し、さらには、
「(林野庁を退職した直後の)佐々木さんをプロジェクトに招くことができたのは、オイスカにとって幸運だっと」と。

本当にその通り!
たくさんの幸運とたくさんの支援者に恵まれてプロジェクトは動いています。

会の最後になってしまったのですが、参加者の皆さんに自己紹介を兼ねて
それぞれの取り組みをご紹介いただきました。

その中で印象に残った言葉を少しご紹介します。

■ほぼ毎月ボランティアを20名程度派遣している。リピーターが増えるのは
うれしいことである反面、新規のボランティアの獲得が課題だと考えている。

■11月のリピーター研修に参加し、オイスカの現場以外の植栽地を視察してきた。
オイスカの現場のクロマツの成長を当たり前のようにあ感じていたが、他所では、
クズやツルマメに巻き付かれたりニセアカシアがクロマツ以上の勢いで繁茂しているのを目にし、
管理の重要性があらためて理解できた。
同時に、寄附を有効に活用してもらっているということを実感した。

■お金だけではなく、手も出すし、口も出させてもらいながら関わっていきたい。

■より多くの社員が関われるようにあえて毎年担当者を変えている。

■創立100年の節目でプロジェクトの参画を決めた。長い年月をかけて森に育っていく
クロマツと一緒に会社も成長を続けていきたい。

■ボランティアへの参加を通じて、組織を担っていく人材を発掘したいと考えている。

■現在は会社で派遣するボランティアの人数に制限があるので抽選としている。
できれば社員が自分でオイスカに申し込んで参加できるような形にしていきたい。

会の時間内では、共有された課題に対する話し合いをする時間までは持てなかったものの、
終了後、希望者で参加した懇親会の場でいろいろな意見交換がなされていました。
「社員の家族も参加させたいけど、どうしたらいいかなぁ」
「うちは小学5年生以上に限定して、夏休みにやりたいと思っている」

「リピーターにいろんな役割を担ってもらったら事務局スタッフは少なくてもいいよね」
「その分の経費でボランティアの枠を増やせるしね」
「うちはリピーターの役割を決めてるから、書類シェアしますよ」

ただ単に支援企業・団体の担当者が集っているというのではなく、吉田がいつも口にする
“チーム海岸林”というものがここに存在しているんだということをはっきりと感じました。
オイスカがそのチームの中心で旗を振っているのではなく、みんながチームの一員として
プロジェクトの推進を我がこととして考えて、よりよい方向に進んでいけるように動いている。
7年目にして、こんな大きな大きなチームができたこと、うれしく思います。
チームの皆さん、いつもありがとうございます。
そして、これからもこのチームがもっと大きく発展していくことで、
プロジェクトも発展していくのだと思います。

 

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