海岸林再生プロジェクト 活動ブログ

太平洋戦争を振り返る古典的名著「失敗の本質」という本を正月に読み返しました。
NHK‐BSのインパール作戦の特集も、録画してゆっくり見ました。
目的、目標を定め切れず複雑化し、知らず知らず二重の目的、目標となるということは
日常的によくあることです。難しいなと思います。実行計画云々以前に重要なことで、
大前提が複雑化することは、すべてが複雑化することに繋がると思います。
目的・目標と実行計画、そして戦略と戦術、そのあたりをよく考えて進めたいです。

我々にとって今年は、県の震災復興計画が終る2020年以降のことに踏み込む年であり、
昨年末から1月にかけて、協議の進め方について行政の合意を得ることができ、
今年度中に協議を始めることになりました。
小さな一歩ですが、大きな一歩にも思えます。

2011年、海岸林の再生に関する検討会が、1年間かけてありました。
それは森林再生の初期段階の基本方針を示したもので、
現場の我々にとっては大目的、大方針を示したものに思えました。
5回の検討会をすべて傍聴しましたが、本当に納得できるものでした。
先週、植栽完了後についても、あらためて大方針が示されるようお願いを始めました。

2015年植栽後から3年半の精英樹クロマツ裸苗。十分な支根が出てました。目下の関心の一つは根の様子です。来年度は森林総研東北支所とともに直根の動向を本格的に調べます

2015年植栽後から3年半の精英樹クロマツ裸苗。十分な支根が出てました。目下の関心の一つは根の様子です。来年度は森林総研東北支所とともに直根の動向を本格的に調べます

最近、森林管理・育成も「順応的管理」という言葉をしばしば耳にします。
もちろん、自然相手は順応が大事です。モニタリング調査は将来必ず役立つでしょう。
ただ、社会相手の場合は、変化を先取りし、対応準備を怠らないことが肝要。
震災から7年が経過しますが、世の中も、身の回りも状況は刻々と変わります。
2020年までに更にいろいろ変わるでしょう。
私たちの場合は、能動的に変化を仕掛けるぐらいの心意気でいたいと思います。
第2次アドボカシー期。各機関をつなぐ仕事が増える年になるでしょう。

10月の爆弾低気圧で盛土が少し崩れた個所で、2017年植栽後から半年のコンテナ苗の根の様子が分かった

10月の爆弾低気圧で盛土が少し崩れた個所で2017年植栽後から半年のコンテナ苗の根の様子が分かった

2017年植栽後から半年のコンテナ苗。これも根の出方は順調

2017年植栽後から半年のコンテナ苗これも根の出方は順調

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