9月6日、佐々木統括は種苗組合の全国大会、岡山へ。
私は松枯れ防除実践講座(主催:日本緑化センター)のため秋田へ。

主に東日本の行政・林業・造園関係、約70人

主に東日本の行政・林業・造園関係、約70人

「松くい虫はその気になれば殲滅できる」
理論上は・・という意味含みですが、佐々木統括はそう言って送り出してくれました。
防除研究は、例のないスピードで進められてきたと聞いたことがあります。
宮城中央森林組合は最前線で結果を出しています。

東日本でも若齢、また抵抗性のクロマツが枯れた事例を見聞きしてきました。
「それは確かだと思います。若齢でも入る可能性があると思ってください」
抵抗性は100%保証されているわけではありません。
「宮城の海岸林も、いつ襲われてもおかしくないです」
第一人者の講義と、宮城に関する意見を伺いたかった。
雨でも意にも介さず、講師も事務局も熱意のある方ばかりでした。

講師の方が使った小田式診断法で使う手作りの掘削用具

講師の方が使った小田式診断法で使う手作りの掘削用具

防除は通年スケジュールが大事だと、一層実感しました。
「薬剤散布や伐倒駆除の工期を守らねばカネの無駄」
6月、カミキリムシが飛ぶ前にすべてやり終えなければならない。

通年、とくに夏、周辺地域の枯れマツ探しは重要。
9月頃、センチュウの侵入によるマツの最終枯死が見えてきます。
松くい虫なのか、そうでないのか・・・簡易な見分け方も教えていただきました。
完全枯死せず、センチュウに抵抗中の個体も見ました。

秋田県では、まずプロ中心に専門調査員を養成。夕日の松原内の秋田県立大学は市民参加の核。
「県立大は今後も松枯れ研究、松原の保全活動は必ず続けます」と小林学長。
宮城でも市民の眼は戦力になり得ると確信。(薬剤がらみや伐倒は市民には無理)
プロ向けはすでにあると思うが、公募やボランティアリピーターにも講習。
実感として、2日ぐらいちょっと講習受ければOKとは思わないですが。

市民・学生が80haの調査を担う。テープの色は症状が出た時期、本数は衰弱状態を示す

市民・学生が80haの調査を担う。テープの色は症状が出た時期、本数は衰弱状態を示す

最大リスク要因の松くい虫でも、宮城全体の官民連携のイメージが見えてきました。
行政と連携して行動に移したいと思います。まず次は、宮城中央森林組合の現場に行かねば。

当年枯れ。こんなにわかりやすい場所ばかりではない

当年枯れ。こんなにわかりやすい場所ばかりではない

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