モニタリング調査地の写真管理

2018年11月17日( カテゴリー: 現場レポート )

11月10・11日、前日に雨が降って日曜日に食い込んでしまったけど、
毎年1回恒例のモニタリング調査地写真管理のため、徹底的に現場を歩きました。
17日(土)は、準備が間に合ったら、調査地の写真比較をお見せしたい。
考えてみれば、2日間ほとんど人と話さなかった・・・

普通にそれだけやれば、一日だけで終わりますが、観察したいことも多々、
来年春の進め方や、今後のことも考えたり、何より今週末の段取りを。
撮影に専念という訳にもいかず。

調査地No.10 2014年5月植栽 抵抗性クロマツ(名取2工区)撮影:2017年11月

調査地No.10 2014年5月植栽 抵抗性クロマツ(名取2工区)撮影:2017年11月

調査地No.10 撮影:2018年11月

調査地No.10
撮影:2018年11月

調査地No.15 2015年10月 秋植え植栽試験 抵抗性クロマツ(名取11工区)撮影:2017年11月

調査地No.15 2015年10月 秋植栽試験
抵抗性クロマツ(名取11工区)撮影:2017年11月

調査地No.15 撮影:2018年11月

調査地No.15
撮影:2018年11月

林業会社にいたときは、「一番若い」「キャリアが浅い」「足が速い」という理由で、
毎年25haぐらいの半年かけて整備する奥山で、施工前・中・後の写真管理を任されました。
(まぁめんどくさい・・・もちろん伐採も皆と同量求められる。グズグズしてると罵声が来る)
2ヵ所以上/ha、10m×10mの「標準地」(=プロット=調査対象地)をつくります。
そこで各工種ごと、除伐・間伐・枝打など、それぞれの前・中・後を。
誰かがそこで仕事に入ると、大声で呼ばれ、山の中をダッシュで駆けつけて施工中を撮影。
自分のチェーンソー一式に加え、紅白のボール、黒板やチョーク・・・
いつも持ち物がいっぱい。あれに比べたら、比較にならないド楽勝。
山から帰ったら、一人残業して即整理。

それにしても、今年はクロマツにとって少雨が幸いしました。
2011年以降の4月-10月降水量で、2018年は最少の693.5㎜。昨年は最多の1,034.5㎜。
きっと関係性はあり、植栽から4・5年経った場所では、とくに生長が大きく進んだはずです。

2011年からの月ごとの降水量

2011年からの月ごとの降水量

広浦沿いの土地が低い場所では、田んぼのようだったのが、溝切りの効果で、枯損がない。
ですがまだ、最低限のM・Sサイズ溝だけなので、来年は防風柵をどけて
LLサイズにも取り組みたい。今後は、年々溝切りのウエートが大きくなるでしょう。

10月1日の台風24号で、倒伏気味の植栽木が増えました。春先の根踏みにも力を入れたいが、
通年しなければいけない仕事のように思えます。ハチが多い場所は夏前に済ませたい。
根踏みが必要な場所は、粘土が混ざった土壌が特に多い。
山砂の場所も原因を考えつつ、春先までに精度を上げて場所を特定します。
そもそも、植えた人がその場できちんと踏むことが大事ですね。
同じ場所に集中していますから。人的要因もあるでしょう。

生長調査は、例年通り、2月上旬までにHPインフォメーション公表しますが、
それをもとに、関係当局との勉強会を提案しようと思っています。
また、森林総研や仙台森林管理署と一緒に、来年3月の第130回日本森林学会
新潟大会でも調査内容を発表予定です。

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