今年の台風21号、24号のあと、東海道新幹線に3回乗っていますが、
私にとっては風倒木、風塩害に目が行きます。

11月23日、大阪マラソン出場エントリーを済ませ、京セラ労組50周年定期大会で
活動報告をするため大津へ向かう途中、大きく寄り道し、京都市の賀茂川上流の、
「台風21号線 風倒木被害地」を視察。被害が全国報道された鞍馬寺のひとつ西向こうの山。

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地元各方面に問い合わせると、
「京都市内で500ha、乙訓郡を合わせると1,000haか?」
「衛星写真を入手したが、全貌の掌握が難しい」
「被害理由の分析のしようがないのではないか?」
「京都から滋賀に向けて帯状かつ、局所的」
「地権者が細分化され、復旧の意向調査自体に長期間かかる」
「風速60m以上でないとこういう倒れ方はしない。竜巻か?」

レンタカーを借りることも考えましたが、広葉見物・観光客が殺到なので断念。
徒歩を覚悟。すし詰めの叡山電鉄で「市原」駅を下車。
歩き始めると運よくタクシーが。しかも、場所をよくご存知。

滞在時間は2時間まで。タクシーは10分で大きな被害地の南端に。
そのまま賀茂川に沿って、府道61号線を、名前の通りの山奥「雲ケ畑集落」まで北上。
帰りは何度も下車して視察。

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かつて高価だったことで知られる「北山杉」の壮齢木以上に被害。
見たことがない倒れ方。一定方向に根返り。幹折れも多々。
2016年のフィリピン台風「ハイエン」も、こういう倒れ方だったのだろう。
北山杉の産地。幹は細く、樹高は高い。枝打ちは非常に高い箇所までされている。
若齢林の被害は少ないと見えた。

道沿い・谷沿いが風道になったのでしょう。S字谷の先端部の損壊が多い。
極めて急傾斜で、土壌が貧弱な岩場での被害が多く、根返り木は一様に根が浅い。

大阪市内では、ブルーシートで応急処置された屋根は、2か月以上たっても目に入る。
公園や街路樹の根返り、幹折れも、浪速区、住之江区、港区、大正区などで多数見た。
ここでも、いずれも根が浅く、固い地盤を掻き起こししないまま植えたのかもしれない。

とにかく、風速60m/sを超える、異常なまでの風が吹くとこうなってしまう。

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