仙台空港から海に向かって徒歩10分余り。
樹齢100年前後のクロマツが、2haに約200本残っています。
幹の上部10mあたりをよく見ると、津波漂流物がぶつかってできた傷も確認できます。
もともとの自然砂丘の上に、津波とともに流れてきた砂が堆積し、最大6m高。
したがって、ここは盛土の必要がない場所。

2008年10月1日 北釜地区集落と海岸林

2008年10月1日 北釜地区集落と海岸林

2018年3月1日の北釜地区残存林と、それを囲む2020年度植栽予定地 提供:宮城県庁

2018年3月1日の北釜地区残存林と、それを囲む2020年度植栽予定地 提供:宮城県庁

現在オイスカが託されている協定区域内ですが、
明日のブログで書く、追加協定予定の2020年度植栽地約6haに囲まれています。
国・県・市などの協議によって、その植栽基盤盛土工事概要がはっきりされ、
昨年末から、オイスカとして測量、篠竹などの除伐、地拵え、津波ゴミや廃棄物処理などを経て、
ふつうは5,000本/haという基準ですが、残存林内の樹下植栽なので3,000/haと判断。
5月9日から宮城中央森林組合の手で数日間植栽し、17日に全6,000本を完了。

なにしろ篠竹がびっしり生えていた場所。
地拵えでは重機を使って根を切る工事もしましたが限界があります。
2haと言っても植え手は苦戦。グラインダーで研いだ唐鍬で根を切断しながらの植付。
3人の若手は200本/日に届かなかったと現場代理人。私は一瞬しか立ち会うことはできませんでした。

ここは植えやすい場所ですが…

ここは植えやすい場所ですが…

5月17日夕方、植え終わった現場を林久美子広報室長とともに確認しました。
まず、篠竹の切り株で歩きにくい。下手をすれば、長靴など穴が開くし、
切り株に引っかかって転んで手をつけば、確実にケガ。竹の筋が刺さって、とっても痛そう。
ボランティアさんは入れられない場所と思っています。

ここは元の地盤でもあり、地味があるとみて施肥は省略。
ただし、下刈はしばらくの間、年3回も覚悟。
森林組合に頑張ってもらうことになります。

地拵え前の篠竹・矢竹などの繁茂状況 撮影2018年2月22日

地拵え前の篠竹・矢竹などの繁茂状況 撮影2018年2月22日

鍬を何度も入れないと、植穴を作ることが出来ません

鍬を何度も入れないと、植穴を作ることが出来ません

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