台風19号の被害は、東京昭島市の自宅付近や、奥多摩の親戚宅、神奈川相模原市緑区の林業会社在籍時代に伐採した現場付近でもありました。映像を見ただけで場所が分かる場所で。お亡くなりなった方のご冥福と、千葉を含む今年の多くの災害からの一日も早い復旧をお祈り申し上げます。稲の収穫を終えてない家もあるだろうし、農作物もきっとたくさん被害を受けたのだろう。
名取には9月11日~13日の間、304.5㎜の降水量(降水ピークの12日夜半は1時間54㎜)、最大瞬間風速は26.2mがありました。私自身は東京の自宅に11日夜には戻ったため、現場の様子をつかめずにおりました。名取事務所周辺は1997年に水害に見舞われているので、最悪の場合、事務所が流されることも一応頭にはありました。(事務所は問題ない模様)
今朝早く、近くに住むボランティアの三浦さんが実踏レポートを下さいました。ありがたいとは、まさにこのこと。今週土曜日、現場をじっくり調べる予定です。本当にありがとうございます。
以下、三浦さんからのメールです。
9月14日、台風19号通過一日後の海岸林の様子を見てきました。名取市海岸林南端からモニタリングスポット24(2017年植栽地)くらいまでの作業道付近中心ですが、感じたままにご連絡致します。特に今回の各地に被害を引き起こした 台風の雨にも効果があった溝切りの効果の状況を、作業にかかわってその後の様子を気にしている方々に 、溝切りも意味のある作業という事を伝えたり、その労力に報い感謝を伝えねばと思い写真を撮りました。そんな気持ちが湧いてきました。
【結果】大勢に影響する被害はないと見ました。周辺の車道の冠水状態に比べても、植栽地は台風の雨の影響が無いように見えました。
【気が付いた点】
・空港東(2015年植林地近く)の作業道路が10㎝程度、くるぶし程の冠水。他は水がひいた様で冠水はありません。
・盛土がされていない、もとの地盤に自然に生えてきた松を残している箇所は冠水。
・広浦の水面に近い側の防風柵の並びが崩れている箇所があり、盛土が崩壊している様に見える。(今回の台風が原因かは不明。海側の防波堤から見て)
・植林地の黒松への直接の冠水はないようです。(みんなで掘った溝切りの効果は絶大です)
・排水先として遊水地化された作業道は、目的通リ水路になっていました。

溝切り効果

溝切り効果


作業道兼遊水地

作業道兼遊水地


鳥情報
・アマツバメ10羽以上が渡ろうと南下していました。
アマツバメ。大きいんですよ。この時期しか見れません。

アマツバメ。大きいんですよ。この時期しか見れません。

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