剪定鋏で仕事したんですから、チョッキン、チョッキンでしょうか・・・でも、仕事イメージはバッサ、バッサでした。

広葉樹2ヵ所、10種類、総植栽本数は671本。オイスカはクロマツ37万本と同じように、一生懸命育ててきました。これまでの記録はこちら。松島森林総合のプロ鈴木純子さんも毎年下刈り、葛の除去をしながらかわいがってくれています。でも、波打ち際から400m以上離れた最内陸部でも、厳しいものは厳しい。もはや、世間からの問い合わせはまったくありません。震災直後からの広葉樹vsクロマツ論争はどこへやら(笑)

国有林山砂ゾーンでは2016年植栽のモニタリング調査対象木は、去年より10本以上減り50本中25本に激減してしまいました。今年の少雨の影響でしょう。平均樹高は108㎝、平均根元径は2.6㎝。毎木調査はできませんでしたが、434本中生存は良くて6割か・・・

一方、空港に近い市有林粘土混じりゾーンは50本中46本が生存。平均樹高は140㎝。平均根元径は2.7㎝。2014年~16年の全植栽237本中185本と78%が生存。

なかなか育ってくれない・・・と言ってるうちに、それでも1mを超えるようになりました。250㎝クラスも珍しくありませんが、防風垣を越えているので、冬の間に折れることもあります。いつも行動を共にしてくれている大槻さんも、ずいぶん大きくなったなあと、見るたびに言ってくださります。

12月1日、駅の写真展の飾りつけの後、大槻さんと岩沼産の新そばを食べ、市有林の広葉樹約200本の剪定を二人で。国有林部分は先月終えています。早く太い幹にし、草丈よりも高く育てるならこの時期の剪定が肝要。ようやく安心して切り落とせる大きさになりました。萌芽更新してきたため、根元から4本も5本も株立ちしていたり、ハイマツのようになっていたり。不要な幹、不要な枝を剪定鋏でバッサバッサ。われわれ二人ですから遠慮なし。無駄口たたく暇もなし。

「空港のほうから見えるところにこれだけヤマザクラがあると、将来きれいに見えるだろうな~」と大槻さん。「剪定するとしないとでは全然違うよ」「来年は鋸も要るね」とも。草丈を超えたら、施肥も下草刈りも不要になり、冬に剪定するだけです。年月が経ち、仕事が変わりつつあることを、二人でひっそりと嚙み締めました。

根元から5本以上出ていたので・・・

Before:根元から5本以上出ていたので・・・

After:一番丈夫そうでまっすぐな一本に、大胆に絞りました

After:一番丈夫そうでまっすぐな一本に、大胆に絞りました

御年80歳。大槻さんは今日も元気で、バッサバッサ。

御年80歳。大槻さんは今日も元気で、バッサバッサ。

根元から3方向に育っていました。剪定鋏で伐るのはここが限界。「今度ひま見て、鋸で伐っておくよ」

根元から3方向に育っていました。剪定鋏で伐るのはここが限界。「今度ひま見て、鋸で伐っておくよ」

根元だけでなく、無駄な枝も落としました

根元だけでなく、無駄な枝も落としました

 

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