皆さま、お久しぶりです、インターン生としてお世話になっている畑です!

先日7/17のボランティア活動日についてブログを書こうと思います。
この日は、久しぶりの全国公募であり約30人で活動を行いました。その中には去年から一緒に参加している友人と、初参加の友人が2人も参加していました。
いつもより若者が多く、人数も多くいたこの日は、吉田さん率いるツルマメ刈りチームと、勝義さん率いる若手排水路整備チームに分かれて活動を行いました。
私はもちろん勝義さんチームに入り、サイクリングセンター正面付近にある排水路の排水出口の高さ修正作業を行いました。ここでは排水の出口よりも排水路の方が低くなってしまっており、排水路内で池の様に水が溜まり、松が根腐れを起こし成長が阻害されてしまっていました。それを受けて、排水出口付近の溝幅を広げたり、より深く掘り下げる事によって排水機能の改善、向上を行いました。
まずは前回排水路を作った時の土嚢や基板を剥がし、土を掘り下げるのですが、その土が耐水性向上のための薬品によって岩の様に固くなっており、とてもシャベルでは掘り進められませんでした。そこでつるはしを使うのですが、全く使った事のない友人と私たちは、つるはしを使ってすらも深く突き刺すことが難しかったです。ですが歴戦の猛者である野本さんや鹿島建設のお二人を筆頭に経験者の方々はどんどん土を掘り返していき、作業開始から2時間ほどで目指していた深さ、幅にまで到達しました。
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最終的に溝の深さが盛り土高から80cm、幅70cm、そして排水先のため池は溝の深さから更に40cmも掘り下げ、とても立派な排水路を作り上げる事が出来ました!

 

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「開通する時、めちゃ嬉しかったです! 笑」

 

今回の作業によって大量の水を排水することが出来たのですが、実はまだ、松がある付近の水路に水が溜まっていました。盛り土を行った時の土質によるもので今後もこの地域での排水関連の問題は向き合い続けなくてはならないのかなと感じました。
長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました!
【吉田より】
この排水口は、ここの多湿地3.45ha、17,700本の生育改善にとって、最大で最も重要な排水口です。また、ツルマメ・葛に来鳥は1.15ha、5,750本がツルにまかれるのを回避しました。タイムリーに来てくださった25人の力は大きいです。
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