地元の三浦です。今回は7/17のボランティアの日、作業中に皆と見たホオアカの、その後の繁殖成功情報をお送りします。
この辺では夏鳥に分類されているホオアカ。肉眼では厳しいのですが、茶色いほほの色が特徴のスズメより一回り大きいホオジロの仲間の鳥です。日本をはじめインド、東南アジア、中国、ロシア東南部に生息し、宮城では夏に繁殖の為に渡来するのが見られ、冬は四国や九州などで越冬しているそうです。
 
今回はツル・草刈り取り作業の時、昆虫をくわえ、巣のあるらしいところに入る親鳥を見つけ、見ていると親鳥が餌を持ち込む度に、ヒナ鳥の餌をねだる声がしたので繁殖を確認できました。繁殖の邪魔にならない様、巣立つまで草刈りをしないようにお願いする範囲を示す為、巣を探しましたが、さすがに見つかりませんでしたが巣の在りかの疑わしい範囲のツル、草刈りをしない様していただきました。ただ内心巣の周りをツル、草刈りで人が結構行き来したので、繁殖を放棄しないかひやひやものでしたが、終了後も餌を運ぶ親鳥とヒナの声が聴けましたので子育ては継続していると安心しました。
 
翌日改めて現地の様子を見に行き、巣立ちヒナは見れませんでしたが、空巣と餌運びをする親鳥を確認しましたので写真を紹介します。推測では朝に巣立ったようで、無事育つ様エールを贈りました。
このあたりのどこかに

このあたりのどこかに巣が


この人たちはやくどいてくれないかな・・・巣の場所知られたくないから、行けないんですけど

この人たちはやくどいてくれないかな・・・巣の場所知られたくないから、行けないんですけど


ずーっと鳴きながら咥えてました。もうすぐ持っていくから、ごはんちょっと待ってなさい!とヒナに。

ずーっと鳴きながら咥えてました。もうすぐ持っていくから、ごはんちょっと待ってなさい!とヒナに。

ホオアカ餌運び

無事巣立ったようですね。どの巣がどの鳥の巣か、わかりませんでしたが、今回はまた一つはっきりしました。

無事巣立ったようですね。どの巣がどの鳥の巣か、わかりませんでしたが、今回はまた一つはっきりしました。

こんにちは 鈴木です。
3連投にお付き合いくださりありがとうございます。
今日のトピックは
「再生の会の石碑の形は上部がなぜ右肩下がりなのだろうか?」
についてです。
IMG_5871
「右肩下がり」と聞くと、あまりいいイメージは持ちません。
どうせなら「右肩上がり」のデザインにすればよかったのでは?と思ってましたが、
そんなことは口には出せません(^^;
このデザインにした理由は何だろう?
たまたま、ミヤテレの取材に付き合い、行った先にその答えがありました。
IMG_5924
村人総出で荒廃した海岸林をよみがえらせようとクロマツを植えたことを記念して昭和34年に建立された「愛林碑」
そう、再生の会が建立した石碑と同じ形をしています。
なるほど、謎が解けました。
先人への敬意と
「愛林碑」が津波に耐えたように、再生の会の石碑も数百年に一度といわれる津波にも耐え、後世に遺るものであってほしい
と願ってのことなのだろうと推察しました。
数年で周囲の松の方が高くなり、クロマツに守られて、何十年も何百年も静かにたたずんでいくことになるのだろうと思います。
<おまけ>
「愛林碑」の前でミヤテレの取材を受けている間(これがかなりの長時間だったので(^^;)、気になったのはこちらです。
暗渠と思われるものがつくられており、ささっと動く小さな生き物を発見!

ここから地中に水が抜けるように作られた暗渠だと思われます

ここから地中に水が抜けるように作られた暗渠だと思われます


カニだとわかったものの、石の中に隠れてしまって一向に顔を出してくれません。
しばらく時間をおいて、そーーっと近づき、3メートルほど手前からズームで撮影しました。
体長5センチほどで、とても愛らしい目をしてました。
IMG_5933IMG_5938

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