第127回日本森林学会大会

2016年4月2日( カテゴリー: 本部発, 清藤先生の視点 )

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image3緑化技術参事の清藤城宏です。
久しぶりに日本森林学会大会に参加しております。
今年は藤沢市にある日本大学生物資源学部を会場に1000人を超す参加者、発表件数も1000件を超えたマンモス大会です。東日本大震災から5年経過した現在、海岸林の防災に関する報告は数件しかありませんでした。
今年の大会は、苗木に関係する報告が多くみられ、特に海岸林再生の苗コンテナ苗にかかわる問題を取り上げている報告が多く、私たちも全面的にコンテナ苗に切り替えて生産しておりますので、興味深く聞かせてもらいました。
結論的には従来の裸苗の植栽よりもコンテナ苗が有利であることが言われておりました。
苗木の形状も、私たちの育苗場では、根元径をできるだけ太くすることを心がけて苗づくりをしておりますが、
樹高成長に対し根本直径の比(形状比)が小さい方が良いとの報告があり、私たちの経験で実施してきている技術の有用性に意を強くしました。
来年はぜひ学会で我々のモニタリング調査結果も発表したいと思った次第です。

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