タイ旅行記① 住民意識の変化

2016年8月29日( カテゴリー: 本部発 )

久しぶりのブログ寄稿の海岸林担当の鈴木です。

去年、一昨年と夏休みの家族旅行中に名取市の現場ボランティアに参加していました。
今年は、名取の現場にも行きたいのは山々なのですが、子ども達に異文化を体験させたいと思い、17日~23日までタイのラノーン県でのマングローブ植林に行ってきました。

オイスカタイのみなさんが快く受け入れてくださり、またちょうど夏休みのこの時期に福岡のラブ・グリーンの会の「ラブ・グリーンの翼 マングローブ植林ツアー」があるとの事で同行させていただくことになりました。
私たち家族のツアーへの同行を快諾してくださったラブ・グリーンの会のみなさんにはとても感謝しています。

寄稿したいことはたくさんあるのですが、特に心に残った事のみを数回にわたり掲載しますので、しばらくお付き合いください。

マングローブ植林を始める前のオリエンテーションで、ラノーン県の副知事が公務多忙の中でご臨席くださり、ご挨拶をいただきました。
その中で印象に残っているのは、
「遠い日本からみなさんが来て植林してくださることは、単に植林ではなく、地域住民に対して森を守ることを意識させることができ、住民の意識の向上へつながっている。みなさんが私たちに気づかせてくれたことがたくさんある」
という言葉。
繰り返しおっしゃっていました。

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ラノーン県の副知事さん 「みなさんが住民の環境に対する意識を変えてくれた」と感謝の言葉を述べていました

 

 

 

 

 

 

 

 

天然資源環境省の職員であり、タイ総局の役員でもあるカヤイさんは、
「お互いの笑顔のためにできることから始めること、そして続けること。
これが私たちのささやかな願いです。
みんな協力し合って森を作ること。
地域、国、地球のため。
仏教の教えに、『森をつくることは命をつくること、幸せをつくること』というものがあります。これはすなわち徳を積むということです」
とお話してくださいました。

タイに行くための10万円超を植林費用として寄附した方が、植林面積が増え、森が豊かになるのでは?とも考えがちですが、そうではないのです。
やはり、現地に行き、小学校で子ども達と交流し、村人とともに植林し、時間を共有するということが大事なのです。

ラノーン県でマングローブ植林活動を始めて17年、地域住民の意識が変化するまでにはかなりの年月を要しただろうと思います。
海岸林再生プロジェクトのボランティアには名取市民、宮城県民の参加者が増えてきたとはいえ、まだまだ少ないのが現状です。
あせらず、ゆっくり、人の意識はそう簡単には変わらない。
でも継続していくことが大事なのだと、タイでの活動を通じて思いました。

ラノーン県知事、ラブ・グリーンの翼参加者、村人、オイスカタイ関係者。ラブ・グリーンの翼は11回目となるため、みなさん久しぶりのふるさとを喜んでいるように思いました

ラノーン県知事、ラブ・グリーンの翼参加者、村人、オイスカタイ関係者。ラブ・グリーンの翼は11回目となるため、みなさん久しぶりのふるさとを喜んでいるように思いました

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