図面化と分業

2017年9月1日( カテゴリー: 現場レポート )

お盆は現場もお休み。
私自身も8月6日~21日は名取勤務を外しました。
仙台管区気象台は36日間連続降雨と発表。
83年前の1934年(昭和9年)の飢饉の年を上回る、日照時間の少ない夏。
小学生の夏休み翌日から、ごくわずかと言っても毎日雨だったと言います。
コメにはイモチ病が発生と報じられました。
一方、仙台空港測候所の気象データでは、今のところ143㎜。
降雨ナシの日が7日、平年並みの降水量ながら、多湿状況は続いており、
マツの根腐れが気になるところでした。
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8月22日午前、佐々木統括も真っ先に現場を確認。
戻ってきたところに私も事務所着。統括の表情から、枯損被害は無さそう。
午後は、宮城中央森林組合、松島森林総合、地元ボランティアの三浦さん、大槻さん
損保ジャパン環境財団支援の学生インターンの内川さん、オイスカの浅野さんとともに、
2017年度植栽地14haの現場実踏。優先して下刈が必要な場所を図面化し、
後半戦の草刈の分業作戦を練りました。
今年の新植地の特徴は、何といっても「ツルマメ」。その密度が濃い。
植栽1年前から駆逐に入りましたが、完了は来年以降に持ち越すでしょう。
加えて斑状に合計1haほど「猫じゃらし」などが麦畑のように腰高まで伸びた場所を確認。
一同、唖然。でも慣れたものです。
皆で決めた作戦としては、
「ボランティアは上半期同様、ツルマメに専念」
「森林組合に下刈を部分的に追加発注。その場所は極力ボランティアが先行してつぼ刈り」
ボランティアにも無駄な仕事はさせない分業作戦を立てることができたと思います。
また「彼岸まで」を合言葉に、パワープレーの季節が始まりました。
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