8月の生き物

2017年9月7日( カテゴリー: 現場レポート )

たくさんいたヒバリやコチドリは、いったいどこに行ったのだろう。
うるさいほど鳴いていたキジのつがいも見なくなった。
8月は鳥の姿が少ない気がしました。とは思うものの、記録したいことはアレコレ。
毎月定例の「いきもの」を記録します。
・トンボ
名取の海岸林には17種類がいるそうです。確かにいろいろです。
アカトンボは真紅と薄いオレンジ色のが2種類。
防潮堤の上を縄張りにしているちょっと体が小さめのギンヤンマを確認。
今年はオニヤンマをまだ見ていません。
顔が薄紫色の名前のわからないものや、幾種類のイトトンボを確認。
・ハチ
スズメバチは6月に1度見たきり。設置した誘引液で即撃墜して以降は見ていません。
フタモンアシナガバチは植栽後4年目のクロマツ林に営巣。
見かけるのは圧倒的にミツバチ。それでも20種類ほどハチがいるそうです。
・四つ足系
夜回りもしてみましたがキツネ、タヌキは一度も見ず。足跡も少ない?
ですが、8月26日東北電力労組の方たちがテンか、イタチのような四つ足を、
2017年植栽地の道を横切るのを見たと。これは初です。
・カエル
巨大なウシガエルは食べられてしまったのか、あまり見ない。
草刈りの時の遊び相手のアマガエルの数も少ない。オタマジャクシはたくさんいたのに。
そのかわり、クロマツ林の排水溝で一度だけ小さいゲンゴロウを見ました。
・ヘビ
震災以来、海岸林近辺で「見た」という噂も聞かないし、私も見ていません。
・アメリカザリガニ
雨の翌日、カニと並んで必ず市道には多くの轢死体があったものです。今年はまったくゼロ。
消えたとは思えませんが。サギ類が特別多いとも思いませんし。
・花
何といっても今年の8月は「タカサゴユリ」。葉や幹のわりに花は大きい。
誘導灯南側の2015年植栽地に、去年よりはるかに増して群生。
難敵のツルマメは小さく白と薄紫色の花、新手のヤブマメは黄色く小さな花。
花が終わると結実。

タカサゴユリ

タカサゴユリ


・ツル類
ツルマメ、ヤブマメ、葛・・・。今年はヤブガラシ、フジが少々発生。見つけ次第、即駆除。
藤


・樹木
ハンノキ(ヤマハンノキでも、オオバハンノキでもなく)を2014・2015年植栽地で
頻繁に見かける。2016・2017年植栽地では、湿地性のヤナギが目立つ。
ハンノキ

ハンノキ

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