私にとっての「ポスト海岸林」の決断 ~ECO-DRR~

2019年8月26日( カテゴリー: 本部発 )

去年の9月中旬、オイスカタイの駐在代表の春日智実さんから突然の「電話」。
10月1日、オイスカタイが宮崎・福岡での研修で福岡空港入りとのこと。
「忙しいのわかってますが、今後の日・タイ作戦会議として福岡に来てもらえないですかぁ~?」と。
彼女は、私の社会人人生初めての後輩。2001年からタイに駐在。ブログは、オイスカ・タイ駐在員のブログ タイとネコとお仕事の話。こうやって書き続けると、大事なことはかなり伝わりますね。海岸林の仕事で、タイの仕事との共通点は幾つもあるし、彼らからプロジェクト根幹部分の大切なことを教わりました。お互いにお互いを励みにした8年半でした。

津波の1年後、2時46分、名取で一緒に手を合わせてくれたのはオイスカタイの仲間でした。

津波の1年後、2時46分、名取で一緒に手を合わせてくれたのはオイスカタイの仲間でした。


「たしか空いてるはず。行く方向で考える」と返事しました。「そんな、急なの無理だ」とは考えませんでした。
次の10年、何をすべきか? ポスト海岸林は何をすべきか? 絶えず考え続けてきました。
去年の今ごろ、自分の中では、ほぼ結論を出していたことがありました。ポスト海岸林に関しては、海岸林のような突発的新規事業は模索しませんでした。長年の事業の改善と、深化・追求だと考え、それらの準備に2年以上必要と私は考えていました。
春日さんって、ほんとイイ勘しているよな~、見透かされてるのかな? T君って勘のいい奴もいるしな。私にとっても、20年来のタイ人の仲間たちに話を聞いてもらう絶好の機会。9月26日、海外事業部にも考えてきたことを打ち明け、10月1日に福岡出張に出ました。
まもなく、あの福岡行きから1年。
奇しくも、ちょうどその10月1日、オイスカが毎年開催している「国際協力の日の集い」の中身として、森林など生態系を活用した防災・減災(ECO-DRR)に関する活動報告会を開催し、各国スタッフの中心人物たちと約10日間の「ECO-DRR研修」として、名取を含めた国内研修をする予定です。
191001 国際協力の日の集い(ECO-DRR)
いくつかの方向性のなか、踏ん切りをつけたのがあの電話。
それ以降、海岸林をこれまで通り進めるとともに、10年ぶりの海外出張として、タイ北部と南部、フィリピンルソン島北部を、それぞれ乾季の約2週間、歩いてきました。雨季ではない乾季だからこそわかる、桁違いの「災害」を目の当たりにしました。
オイスカだからできること、見つけました。
「これまでの延長線上に未来はない」(小林喜光 経済同友会前代表幹事)
この言葉をいつも大事に思っています。でも、海岸林の延長線上に見つけました。
オイスカタイ・南部ラノーン県事務所にて(12月16日)

オイスカタイ・南部ラノーン県事務所にて(12月16日)


オイスカフィリピンの「子供の森」計画のコーディネーターと(3月2日 ルソン島北部ヌエバビスカヤ州にて)

オイスカフィリピンの「子供の森」計画のコーディネーターと(3月2日 ルソン島北部ヌエバビスカヤ州にて)

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