2020年度調査報告 ①生長モニタリング、②CO2吸収量、③本数調整伐試験地設定 

吉田です。

例年通り、去年11月にボランティアの皆さんにも手伝ってもらって実施した各種調査の取りまとめを、清藤城宏先生(農学博士・オイスカ緑化技術参事・元山梨森林総合研究所)が完成させてくださりました。ご関心の方は、下記ご覧ください。

海岸林HP活動報告「モニタリング報告」

内容はタイトルの通り3点が記載されています。

去年から②、今回から③が加わりました。クロマツは杉・ヒノキよりも吸収するようですね。あくまでも専門家が専門家向けに書いておりますので、ご容赦ください。清藤先生が本数調整伐を「動画」で解説していますので、ご関心の方は下記をご覧ください。

動画ギャラリー内の「海岸林これまでとこれから」

月刊オイスカ3月号 清藤城宏先生寄稿

本数調整伐を行うと地中の根の範囲(根周り)が広がって、より強くなるんですよ!!地上部だけではなく、地面の下も重要なのです。根張りがポイントなのです。

我々から見れば、本数調整伐は震災以前の反省に則った「大進歩」なのです。林野庁が新たにまとめた「ガイドライン」や、宮城県の「管理指針」などに沿い、当局と緊密に連携をとって実施することになります。

調査の模様は、11月のブログ、広葉樹調査は10月のブログ、広葉樹の剪定作業は11月のブログに載せてあります。

分かりにくくてすみません。県内で試験的に実施した「1伐3残」。中央が伐られています。(撮影:2021年2月18日)

分かりにくくてすみません。県内で試験的に実施した「1伐3残」。中央が伐られています。(撮影:2021年2月18日)


伐採作業上、邪魔な場合は枝を伐りますが、その場合は幹から20㎝程度離して切断します。

伐採作業上、邪魔な場合は枝を伐りますが、その場合は幹から20㎝程度離して切断します。

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