積雪の名取

2015年2月10日( カテゴリー: 現場レポート )

1月31日、南岸低気圧の影響で、湿った雪が降ったそうです。
仙山線は雪崩が起きて、車23台が立ち往生したり。
農業被害は聞こえてきませんでした。

植樹祭開催地。これから打たれる杭が用意されています

植樹祭開催地。これから打たれる杭が用意されています


2月5日、業務調整に来たニコンさんと、肥料寄贈の搬入打ち合わせに新潟県長岡市から来た緑水工業さんとともに現場に行きました。
育苗場のクロマツは、再生の会の手で雪かきをして下さいましたが、植栽現場は、比較的暖かい日が続いたので、雪が解けてクロマツが顔を出し、見る分には遠くまで見やすい。
仙台湾沿岸部は雪の少ない場所です。
冬は生長は止まっていても、死んでいるわけではないので、やっぱり適度な湿気が欲しい。
乾燥注意報が続いていましたし。
完成後こうなります

完成後こうなります


現場では、国有林部分の「防風柵」(静砂垣)の8,000本の杭打ちの天に届くような音が響きます。
国発注の公共工事です。建設会社さんが従事しています。人力です。おそるべし。
盛土は引き締まる(高い固相率)性質の土ですから、私の見る限り、海岸林工事の中で、最も過酷な仕事。今日は挨拶せず、心の中で頭を下げました。
私なんかじゃ、半日持たない。
この防風柵がクロマツを守ってくれます。
次の出張の時は、頼んで少しやらせてもらおう。
録画もさせてもらおう。こういう仕事が本当の縁の下の力持ち。
一日何本打っているのか聞いてみよう。

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