自転車でGO!!

2024年2月2日( カテゴリー: 現場レポート )

本部・啓発普及部の林です。

今年初のボランティアの受け入れには初の試みがありました。
吉田がいつも先陣を切るのは住友化学労働組合だとブログで
報告していましたが、その住化労組さんと一緒に体験したのが、
サイクルスポーツセンターから作業現場まで自転車で移動するというもの。

サイクルスポーツセンターは、宿泊者は2時間まで無料で自転車がレンタルできます。
今回同センターに宿泊をした皆さんは無料で借りられました。
(作業は2時間では終わりませんから、事前に延長の手続きを済ませています)

住化労組さんが来られる前のコース確認。帰りにキツネの巣穴群を見てもらおうと話しています。

みんな思い思いの自転車を選び(本格的なものもあれば電動アシスト付きのママチャリもあります)
1周4キロのコースに走り出ました。マツがある所は風がなく走りやすく感じました。マツが大きく成長したら、もっともっと分かりやすく防風効果を感じてもらえるはず。このコースを利用する人たちみんなにこの海岸林の存在意義を説明したいなぁといつも思います。

この日は平日。寒いということもあるのか、ほかのお客さんの姿はなく、貸し切り状態。
作業現場に到着し、自分も自転車もフェンスを越えて植栽地に入ります。

自転車のフェンス越えはみんなで協力して

作業は本数調整伐。吉田の説明を聞き、2人一組で作業をし、どんどん進んでいきます。
吉田もブログに書いていましたが、翌日はほかのボランティアの皆さんを指導できるほど
この日のうちに熟練していたのが素晴らしいと感じました。

帰りももちろん自転車。途中でキツネの巣穴を見てサイクルスポーツセンターへ。
楽しい試みでした。サイクルスポーツセンターは食事やお風呂だけの利用も可。
屋上からは「海岸林再生プロジェクト」の現場が見えるのもおススメ。
いつかこのコースを貸し切って、歩いて回るイベントをやりたいと妄想しています。

自転車レンタルは宿泊者でなくてもできますので、ボランティア参加の翌日に
自転車で走ってみる!という楽しみ方もできるかもしれません。

こんにちは、浅野です。
1/27(土)に今年最初のボランティアの日を行いました。
この時期は作業が本数調整伐なので、リピーターのみの募集でしたが地元の方をはじめとする28名の皆さんが集まってくれました!(午前中は住友化学労働組合の皆さんに引き続き作業をしていただいたので44名でした)

この日はボランティアの皆さんだけでなく、国内研修センターの食堂スタッフ3名も参加(フィリピン・マレーシア・ミャンマー人スタッフ)しました。なかなかセンターの外に長期間で出ることの少ないスタッフたちなので、初めての名取はとても新鮮でいい経験となったようです。この3人の様子や感想は本部ブログに掲載予定です。

リピーターの中にも本数調整伐は初めてだという方もいたので、まずは作業説明。その後は前日の作業の続きということで、住友化学労組の皆さんの先導で作業開始。

住友化学労組の皆さんは11時で作業を終了し、解散。半日で50本ほど切るペアもあり、すごい戦力になってくれました。ありがとうございました!

11時からはオンラインイベントということで、海岸林の現場からリポートをさせてもらいました。
急にお話を振ってしまったボランティアの皆さん、すみません・・・ありがとうございました!
(画質があまりよくなかったようですみません…)

午後も引き続き、本数調整伐の作業。やはりリピーターの方は思い出すのも飲み込みも早い!午前中で疲れているはずなのに、ビックリするほど手際よく作業が進んでいきました。おかげ様で予定していたよりも早く作業を終えることができ、伐採個所の点検・道具の片付け・終礼をして16時解散となりました。

来月も作業は今回同様、本数調整伐です!まだまだ募集中ですので、皆さんよろしくお願いします!

 吉田です。1月26日(金)午後、三沢、東京、千葉、大阪、宝塚、愛媛、大分から幹部16名が本数調整伐ボランティアに来てくれました。翌27日は公募ボランティアと合流。今日が伐採作業は初めてなのに、半日で50本も伐るペアがいくつか。木が小さかったとしても、今後の参考になりました。

 本数調整伐ボランティアは、基本的に個人参加中心と思っています。ですが、「住友化学労組さんなら」と言える訳があります。そもそも、2011年に始まる海岸林とのつながり以前に、2006年から東京中央区の新川本社内の組合事務所に通って、法人会員になっていただき、海外協力について話し合いました。そして、会社(今年はご入会いただいてからなんと50年!)と「労使協働」でタイのマングローブ植林支援、「子供の森」計画支援を力強く始めてくれました。オイスカにとっての「労使協働」事例の第1号です。その流れで今に至るまで海岸林も支援し続けていただいています。

 海岸林に関しては、2011年11月に組織的ボランティアの第1号として来てくれました。振り返ると、労働組合参画の源流を作ったとも言えます。組合書記長の山崎さんは後輩の佐々木さんを伴って何度も通ってくれました。舞台裏をしかと見届けようとする行動力。野武士的なタフさでした。「植林を始めたら支援を始める」というような一般的な考え方とはまったく違いました。普通はとても入り込めない名取市海岸林再生の会とのオイスカの「一杯会」などでも、「彼らなら一緒にどうぞ」と言われるほど顔まで覚えられ。

 2014年の初植栽の後、「最初の葛の刈り取り」も住友化学労組。いまの執行委員の方たちは、その時も来てくれました。下の写真は当時と今の比較。

 コロナ期間中は、オイスカ創立60周年行事で小谷委員長に事例発表いただいたり、会社と労使協働で大々的にオンライン活動報告会をしてくださったり(脇さんの熱意、すごかったなぁ)、オイスカのトークイベントなども社内PRいただいていたり・・・去年、その一人、書記長の大宇根さん、執行委員の高橋さんと大阪で会った時、「来年は役員体制が大きく変わる。自分たちがいるうちに後輩たちを連れて現場に行きたい」と伺いました。現職や歴代の皆さんの深いご理解、我々との信頼関係が、今回皆さんに「例外的に」来ていただくきっかけとなりました。今回は、団体として伐採も初めて、サイクルスポーツセンター宿泊、自転車で移動というのも初めて。ボクの本音は正直なところ、「例外的」=「実験台」になってもらうことでもあります。彼らだから頼めます。担当の成清さん、ありがとうございました!先輩たちのタフな遺伝子、社風を受け継いでほしいです。次の団体受け入れは、3月2日の県立名取北高校野球部。

 元労組幹部の杉本さんや山崎さんは、いまも個人で名取に来てくれるだけでなく、オンライン報告会やトークイベントも参加してくれます。27日の公募ボランティアには、2人のように会社のボランティアをきっかけに、個人でリピーターになった方が随分いました。東北電力、東レ、ニコン、三菱UFJニコス、ANA・・・。そういう方たちが増えるのが僕らにとっての理想です。

 これまでオイスカタイブログでもたくさん紹介されています。「住友化学」で検索してください  
  → https://ameblo.jp/oiscathai/   

 海岸林HPでの紹介も数々。 ↓

本部の吉田です。2ヵ月ぶりの現場でした。目下、間伐23haの真っ只中です。その休日に、本数調整伐の進捗確認や定期巡視、26日・27日のボランティアの伐採手順を考えるのと、大阪マラソンの練習を兼ねたオタクの休日。林内を6時間かけて20㎞歩きました。

そのさなか、大物の撮影に成功しました。これまでは、わが現場では2種類のフクロウ科を確認していましたが、見かけてもあっという間に逃げてしまい、撮影まではなかなか難しく。ですが数年前の夜、コミミズクの撮影に成功し、以下紹介する地元ボランティアの三浦さん(野鳥の会)が、真昼にトラフズクを撮影。(名取の海岸林で毎月鳥類調査をしてくれています。ちなみに先週は、「コミミズクを見た!」と知らせてくれたばかり。南相馬の海沿いで撮った「トキ」の写真も送ってくれました)

以下、「コミミズクの写真と動画を撮れました!」と三浦さんにLINEした後の返信。

「ラッキーですね。あらためて調べましたが、絶滅危惧種の2つ手前の低危険種ですが、重要種にはかわりありません。撮影するのは難易度高い鳥です。ラッキーですね。撮影できたのは必然でしょうか?偶然でしょうか?普段近づくと大分手前で逃げちゃうのですが、どんなテクニックを使ったのか教えて欲しいです。じっくり見れたようですが、撮影した時間帯も関係しているのでしょうか?」

でも、あらためて写真を確認してもらうと・・・

「写真見ました!でも、コミミズク(冬鳥)ではなくフクロウ(留鳥)です。同じフクロウ科の仲間です。ぱっと見の違いは、①虹彩がフクロウの黒に対し、コミミズクは黄色、②耳に見える外耳状の羽毛がフクロウには無しに対し、コミミズクは短いが有ることです。どちらも低危険種の重要種です。主に夜活動するので普段見る機会はほとんど無く、ここ海岸林では初だと思います。近くに巣になる樹洞はまだないのでエサ探しに来た様に思います。ゴロスケホウホウの鳴き声も聞けるといいですね」

まあ、以下、オタクの撮影顛末を。コミミズクではなく、フクロウだったのですが。

1月20日(土)11時、林内最南端の岩沼市境から北に向かって歩き始めました。そして12時過ぎ、旧北釜集落の北東、海岸林最内陸側のクロマツの伐採列を使って、無軌道に、テキトーに、グルグルと、そーっと歩いてました。ちょうど、車両が通る作業道で、私の10mほど先を、トンビ?と思うぐらい大きな猛禽類が、「低空」で横切りました。トンビが低空を横切るってあまりありません。「すぐ近くにいた?」「もしや、コミミズク?」「ならば、そう遠くには飛ばない」と思って、そーっと。しばしの「追いかけっこ」が始まりました。

盛土を登って国有林内に入ると、また低空で逃げました。大きい!もうコミミズクと確信しました。すぐ近くのマツの低い位置の枝にいたようです。今度は国有林外(市内方面)に。さらに追いかけると、また横切って国有林内に戻りました。最初見た場所から100m四方もない範囲を正方形で追いかける経路で1周し、半分諦めかけながらもう一度盛土へ。ただ、盛土を登り切らず途中で停まり、カラダをすべて晒さず低い態勢で、地面から1m以内の枝と防風柵に目を凝らしました。

すると、20mほど先のクロマツの地面から1mの枝にいました。「白いボール」のように目立って、すぐわかりました。見つけた瞬間の姿勢が悪く、嬉しくて震え、動画の手ブレも酷かったですが、静止画も動画もなんとか確保。地面に腰を据えて撮ろうと体が動いた瞬間、逃げてしまいました。「対面」は最初のシャッターから4分間。

動画には、僕と一緒に追いかけて、威嚇しているカラス数匹の鳴き声が入っています。威嚇されながらも、眠いのか、微睡んで寝ぼけてる感じでした。だから撮れたのかもしれません。夜に行動する生き物ですからね。

1月27日(土)11時~12時のオンラインイベント「今どうなってる?名取の海岸林」で、動画も使ってもらえるといいなあ~。イベントには、以下からお申し込みください! 

https://oisca.org/events/e240127/

 その他、いきもの関係の写真

1月17日、支援企業・団体ご担当者向け情報交換会2023 in 東京を開催しました。当日出席できなかった方、東京以外の方に向けて共有するため、議事要旨を掲載しました。とくに、来年度ボランティア活動を計画・検討されている方にはご一読いただきたいと考えています。

当日は、太田猛彦 東京大学名誉教授(2011年 林野庁「東日本大震災に係る海岸防災林の再生に関する検討会」座長)、赤木利行日本造林協会常務理事をお迎えし、専門家として、また一ボランティア参加者としてのコメントもいただきました。

240117 支援法人ご担当者向け情報交換会 議事要旨

230510更新 【重要】事業報告 要旨

231210【2024】公募ボラ実施予定表

なお、1月27日(土)11時~12時に現場生中継オンラインイベント「今どうなってる?名取の海岸林」を実施し、本数調整伐の現場からお伝えします。お申し込みは下記から。

 吉田です。宮城中央森林組合の佐々木君が、名取市海岸林の北側半分(2016・2017年植栽地)の本数調整伐「施工前」の写真を送ってくれました。高所作業車やドローンを使わぬ限り撮れない、珍しい位置からの画像です。伐採は快調に進んでいます。怪我なく、無事に進むよう努力しています。

名取市海岸林北端2016年植栽地約3ha。右が海。左は閖上漁港の駐車場。半分以上が葛に覆われ、ボランティアの皆さんで散々戦った場所です。手前の変色した松は、低気圧の影響と思います
2017年植栽地北端から南(空港方面)を望む。
2017年植栽地北端から南を望む。右は広浦。
2016年植栽地南端から北を望む。左は広浦。中央奥が名取市サイクルスポーツセンター。
手前は2年がかりで「溝切り」を完了させた場所。多湿が改善され、よく生長しています。
2016年植栽地南端・サイクリング道南端から北を望む。
2016年植栽地南端・サイクリング道南端から北を望む。

新年のご挨拶と先々の展望を

2024年1月5日( カテゴリー: 本部発 )

 あけましておめでとうございます。吉田です。海岸林担当として、近況や先々の展望を。

 令和6年能登半島地震、羽田空港の事故、インドネシア・西ジャワでも地震があったようです・・・寝正月はあっさり終わり、お酒を飲むのも忘れました。犠牲になった方々のご冥福と、余震で2次災害が起きぬこと、そして復旧がガンガン進むことを祈るばかりです。

 地震のその時は、大阪マラソンのトレーニング中で(肉離れで、ただ歩くのみですが・・・)、知るのが遅れました。能登・富山は、海沿いを何度か徹底的に見たことがあります。能登半島は陸の孤島と化すとまず思いました。富山・石川にはオイスカの会員もいます。富山では、入善町海岸防災林などを親しい北陸電力の役員さんがご一緒くださりました。滑川市の水野市長は、海岸林再生プロジェクトのために大阪マラソン2018を走ってくださった方です。この3日間、私はSNSを含む映像などをひたすら見るだけでした。いまごろ電力会社をはじめ東北の方たちの中には、恩返しの気持ちを胸に、現地で奮闘している人がいることでしょう。

 1月27日(土)11時~12時、宮城県名取市の「海岸林再生プロジェクト第2次10ヵ年計画」の現場から生中継オンラインイベントを企画しています。内容的には、現場に来たことがない人にも伝わるように・・・と。僕らの復興支援は、まだ続いていることを知っていただきたくて。詳しくは下記をご覧ください。
https://oisca.org/events/e240127/

この日は、ボランティアやオイスカ外国人女性職員による「本数調整伐(間伐)」の模様を中心にお伝えします。林業のプロも近くで伐採をしているかもしれません。若い衆もいます。彼らの働きっぷり、重機やダンプの様子も見せたいですが、これはその日にならないとわかりません。

 名取市の海岸防災林(全長5㎞×幅200m=100ha)の森林整備が理想的完成を迎えるのは2060年ごろと見ています。想定よりかなり早い成長をしていますが。葛との戦いは予想以上に過酷です。さらに、なによりの大仕事は、6回の間伐(伐採率各回33%)です。より低い位置から育つ豊富な枝葉、より広く、深く伸びる豊富な根、太い幹、高い樹高の「強い防災林」に仕立てるのが目的です。間伐によって、5,000本/㏊のクロマツが、最終的には樹高20m前後、800本/ha程度(最小の場合400本/ha)になると想定しています。

 2011年以来、プロ10,000人以上、ボランティア約14,000人が従事したこの現場は、おかげさまで無事故を続けています。これが僕らの誇りの1つです。「地球沸騰化」した去年も、プロは約800人、8時間従事ボランティアも全国・海外から1,152人が様々な作業に当たってくれました。(私を含む数名はハチに刺されましたが)

 この仕事は「最強の海岸防災林を作る」ことが目標です。おかげさまで、この目標を共有する輪は十分出来たと思います。ですが、将来世代にも理解され、愛される森にする広報啓発の努力は延々と続ける必要があると痛感しています。これが一番難しい仕事と感じています。まだまだ私たちの努力が必要です。

 2020年まで大声で募金した8.5億円のご寄付で日々の運営をしつつ、一部を積み立てました。施業も順調で、生育率が極めて良く、想定外の低コストとなり、当初計画にはなかった大事業の間伐費用まで捻出可能となりました。2021年以降も寄付を継続してくださる企業・労組が予想以上に多く、いい意味で積立金取り崩し開始を先送りできました。ですが、この積立金が尽き果てた時が一応の区切り。もしオイスカは、このスタイルで2040年まで続けられたら本当にアッパレだと思います。ですから個人的には、まだプロジェクトは始まったばかりぐらいと思っています。

 もし、まだ私たちが名取でクロマツを育てているときに、再度津波が来て、また壊滅してしまったら・・・と思わぬわけはありません。プロジェクトを始めるときに考えた最悪のシュミレーションの1つです。そうなったら、また淡々と、ゼロからやり直すのみ。能登の地震で、あらためてそう思いました。

 1月27日のオンラインイベント、よかったらご参加ください!今年も頑張ります。

「海岸林」って何でしょう? 日本の海にある林といえば・・・・そう、松林です。

海岸の砂浜に近いところに住んでいる方にとっては、馴染みのある松林ですが、内陸に住んでいる方には、あまり想像できないかもしれませんね。陸前高田市の「奇跡の一本松」はみなさんの記憶に焼き付いていると思います。奇跡の一本松のまわりには数万本のアカマツやクロマツが整然と立ち並んでいました。この松は、海からの潮や風、砂浜の砂を遮って、海沿いの田畑や集落を守るために、人の手で植えられたものでした。

その松は、東日本大震災の津波でほとんどが倒れ、流されてしまいました。同じ太平洋側の宮城県でも同じように、クロマツ林は津波に押し流されて大きな被害がありました。

宮城県の名取市、閖上(ゆりあげ)地区があるところというと聞き覚えがあるでしょうか? オイスカは、閖上地区を含む名取市の沿岸の全長5キロの海岸の松林を再生させる取り組みを続けています。震災直後の2011年から始め、今年で12年になります。

30cmほどに育ったクロマツの苗を2014年から植えはじめました。9年経った今、どんな状態なのでしょう?現場からの生中継をメインにお伝えします。

当日は、ボランティアさんが本数調整伐作業をしてくださっているので、その様子やインタビューも予定しています。活動に興味があるという方もぜひご参加ください!

 [ 日時 ] 2024年1月27日(土) 11:00~12:00

 [ 参加費 ] 無料

 [ 申込方法 ] 下記のPeatix内よりお申し込みください。

\今、どうなってる?名取市の海岸林/ ~東日本大震災復興支援「海岸林再生プロジェクト」 | Peatix

 [ 申込締切 ] 2024年1月26日(金) 18:00まで

 [ 開催方法 ] オンライン開催(Zoom) ※お申し込みいただいた方には、後日ZoomのURLをメールにてお送りします。

 [ 内容 ]
・海岸林って何?
・「海岸林再生プロジェクト」ってどんな活動をしているの?
・東日本大震災復興支援ではじめたクロマツ林の再生はどのくらい進んでいるの?
・ボランティアはどんな活動をしているの?
※天候等の関係により、内容は変更になる可能性もあります。

 [ こんな人にオススメ ]
・東日本大震災からの沿岸部の復興状況を知りたい方
・名取市やこの地区にご縁のある方
・ボランティア活動に興味がある方
・オイスカの活動に興味がある方
・過去にボランティア参加したことがあるけど、最近は現場に来ていない方

 みなさまのご参加を楽しみにお待ちしています!!

2月25日開催予定の大阪マラソン2024、オイスカのチャリティランナーは17名です。
関西圏だけではなく、関東・九州からも海岸林のために走ってくださるランナーさんもいます!

チャリティランナーは7万円の寄附を集めることで出走権を獲得でき、そのご寄附は海岸林再生プロジェクトへの支援となります!今年はSyncableというファンドレイジングサイトを通じて寄附集めを行っていますので、皆さま、ぜひご協力お願いします!

ランナーそれぞれのページより、ご支援いただけます。

【出走権がほしいチャリティランナー】
オイスカを応援/OISCA1961 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/4871
今回も名取の為に走ります/カオル https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5034
オイスカを応援します!/m https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5249
大阪から世界平和を願います!/中村有岐 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5253
大阪マラソン/ヒロシ https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5274
大阪マラソン/川村裕樹 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5347
お酒・唐揚げ・スイーツ/松浦俊介 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5443
ロンさんと一緒に頑張ります。/筑田明生 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5457
宮城県名取市の海岸防災林再生まであと40年。現場を代表して走ります/現場責任者 吉田俊通 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5459
今年もオイスカを応援します パート5/ワイルドグース 速水すすむ https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5475
海岸林 維持費もケッコー かかります/abe https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5484

【出走権を獲得したチャリティランナー】
決してあきらめない!/マクドナルド ロナルド https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5147
必死のパッチで頑張ります!/やまざき https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5164
大阪マラソン/くす https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5299
オイスカを応援/辻本地輝 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5302
サブスリー達成したい/新村 頼雄 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5327
がんばれ、オイスカ!がんばろう、私!/オイスカ関西 上村 https://osaka-marathon.syncable.biz/campaign/5376

今期の本数調整伐がはじまりました。

2023年12月13日( カテゴリー: 未分類 )

吉田です。申し遅れましたが、12月4日、今期の本数調整伐を着手しました。

対象地は、名取市サイクルスポーツセンターの南付近~海岸林中央の北側までの約1㎞×幅200m。2016・2017年植栽地22.78ha(名取市市有林・宮城県県有林)。宮城中央森林組合および一部ボランティアの手で実施します。伐採率は33%(1伐2残)で、伐採木は堆肥・チップなどに100%再利用されます。

当プロジェクトでは、2021年1月から本数調整伐を行っており、2014・2015年植栽地合計24.86haはすでに伐採が完了しております(2021年度:10.33ha、2022年度:14.53ha)。今冬の伐採が終わると、当プロジェクトの植栽実面積の約75%が1回目の本数調整伐を完了したことになります。

なお、本数調整伐および間伐を約40年かけて6回前後実施することで、根がより広く、より深く発達し、枝葉が極力低い位置から豊富に広がり、幹がより太く、より高く生長することを促します。そして最終的には、5,000本ha⇒約800本/haの海岸防災林を目指すこととなります。

【参考】みやぎ海岸防災林・森林づくり管理方針について

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sinrin/mkaiganrin.html

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