2019年2月1日

「富士山の森づくり」台風被害から植栽木を救え!緊急ボランティア活動を開催

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  • 根から倒れ、植栽木をなぎ倒してしまったシラベの大木

     

     2007年にスタートした「富士山の森づくり」は、〝協働による100年の森づくり〞を目指し、企業や自治体をはじめとする産官学民の28団体が「富士山の森づくり」推進協議会(以下、協議会)を立ち上げ、活動を進めています。

     例年は春から秋にかけて、各団体がそれぞれに参加者を募り、下刈りやモニタリング調査などを実施していますが18年度は、度重なる台風の襲来や荒天により、予定していた作業を変更、あるいは中止せざるを得ない状況が続くなど、新たな問題に直面しました。さらには、日本各地で被害をもたらした9月下旬の大型台風の影響により、富士山全域で倒木などの被害が発生し、オイスカの活動地も例外ではありませんでした。特に風の強かったエリアでは、60年生シラベが倒れ、植栽木を直撃しているものや、プロジェクトで植栽した木が獣害対策ネット(以下ネット)と共に倒れるといった被害に見舞われました。冬の積雪による2次被害の発生、植栽木の枯死が予想されたため、12月12〜14日、植栽木のネット補修作業の緊急ボランティアを行いました。

     

     ボランティアには、「富士山の森づくり」の担当者を中心とするオイスカ本部職員のほか、協議会メンバーである信濃化学工業㈱の社員や㈱小林林業土木の林業者などのプロも駆けつけ、ネット補修作業に加わりました。こうした動きを受け、山梨県も理解を示し、活動地に倒れている木の処理を行ってもらえることになりました。担当職員らは「普段は活動への参加者の安全管理などのサポートをする立場にあるため、ひたすら作業に集中したのは初めてのこと」と話し、 この体験を通じて得ることができた参加者の視点を強みとし、 今後の充実した活動につなげたいと意欲を示しています。

     今回は、特に被害が大きく、緊急を要する場所で450本のネットを補修しましたが、まだ助けを必要とする植栽木は多数あります。今後もボランティアの協力を得ながら、1本でも多くのネット補修を行い、植栽木を救う活動を進めていきます。

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