2019年5月30日

香港総局初の「森のつみ木広場」開催へ 森への思いは万国共通!

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  • みんなの作品をつなげてつくった街。子どもたちは「ハッピーガーデン」と命名

     3月21日、香港総局で初となる「森のつみ木広場」(以下、広場)が開催されました。香港にはオイスカ日本語幼稚園もあることから、かねてから総局および幼稚園では、同地での広場開催を切望しており、その思いを知った山梨県支部からつみ木5千個の寄贈を受けて実現したものです。日頃から協働で環境保全活動を行っている地元NGOの元朗大會堂を会場に、当日は地元の2つの幼稚園(新界婦孺福利会有限公司と殷翠幼稚園)から55名の園児と先生が集まりました。広場が始まると、思い思いの作品づくりに熱心に取り組む子どもたちの姿が見られました。森の大切さを伝える紙芝居『森のおはなし』は通訳を介して披露されましたが、子どもたちはじっと話に耳を傾けていました。元朗大會堂のスタッフからは「子どもたちの笑顔がたくさん見られ、スタッフも楽しいひとときを過ごせた。 人口が集中する都市部に育つ子どもたちは豊かな自然に触れる機会が少なく、こうした体験は貴重。今後も幼稚園や小学校、コミュニティで広場を展開していきたい」との声も聞かれました。

     今回の広場は、創立56周年記念事業の一環として行われたもので、同日夜には記念晩餐会も開催され、日本からはオイスカ・インターナショナルの中野利弘副総裁も駆けつけました。100名以上の会員が集まる中、次世代を担う若者たちによるOISCA HKNEXT(青年部)が発会し、今後も活発に活動を展開していくことが確認されました。

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