<第8報> 東日本大震災:福島県郡山市「元気なこおりやま・キッズフェスタ」で「森のつみ木広場」を開催

2011年5月17日 ( カテゴリー: 国内ニュース )

 

約1万個のつみ木を持っていきました

約1万個のつみ木を持っていきました

 5月5日、子どもの日。福島県郡山市のニコニコこども館で開催された、「元気なこおりやま・キッズフェスタ」で「森のつみ木広場」を実施しました。このキッズフェスタは、屋内避難を強いられている子どもたちに、明るい笑顔を呼び戻そうと、「郡山市震災後子どもの心のケアプロジェクト」や郡山市、郡山市教育委員会、郡山医師会、(社)郡山青年会議所などが共同で開催したイベントです。

 例年5月5日に郡山市では「こども祭り」が開催されているのですが、今年は震災の影響を受けてすべての催し物が中止となりました。「放射線被曝の危険性から事実上の屋内避難が続く毎日は、元気な子どもたちにとって想像を超えたストレスと不安を与えることになる。こどもの日に、少しでも子どもたちが楽しめる時間と空間を提供したい」というプロジェクト事務局の強い想いに賛同し、県内外よりさまざまな団体が集まりました。

 会場では、体を動かす遊びや踊り、輪投げ、風船、宝探し、手作り工作などの工夫を凝らした遊びのブースが設けられ、お祭りのような楽しい空間が作り出され、スタートと同時にたくさんの親子連れが来場し、終日賑わっていました。(目標来場者数500名に対し、約1000名が来場)

 オイスカでは、約1万個のつみ木を持参し、部屋を埋め尽くす様につみ木を広げて子どもたちを迎えました。靴を脱ぐやいなや飛び込んでくる子もおり、そんな子どもたちの笑顔をお父さん、お母さんもうれしそうに見ていました。親子で一緒に作品を作ったり、どれだけ高く積み上げられるか挑戦したり、子どもだけでなく、家族でつみ木を楽しんでいる姿が見られました。

 しかし、津波のことや避難生活をつみ木で表現する子もおり、子どもたちの抱える現実が遊びを通して垣間見える場面もありました。一方で、「みらいの郡山」という作品を作ってくれた小学生は、元気な郡山の街並みをつみ木で表現し「震災で皆暗くなっちゃってるから、僕たちが明るい未来を創るんだ」と前向きなコメントを聞かせてくれました。

 子どもたちは、心にある怖さや周りへの想いをつみ木遊びの中で表現してくれます。子どもたちの想いを一緒に感じ、受け止めることで、子どもたちが前へ進む力を応援したいと思います。

 同時に、保護者の方の「疲労」もピークに達していることが伺えました。長びく避難生活、自宅があっても外に出られないストレスなどによる心労や、先への不安を抱えていることと思います。「森のつみ木広場」では、保護者の方にもホッと安心できるひと時を過ごしてもらえるよう、工夫をしていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

兄妹で力を合わせて「みらいの郡山」を作ってくれました!

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